Androidの通知マネジメントで集中力をアップせよ! 【今日のワークハック】
スマホのアプリからたくさんの通知が届き、そのたびに集中力を削がれていませんか? 仕事中の集中力を保つために私が使っている、Androidのさまざまな機能をご紹介します。 【今日のワークハックはこんな人におすすめ!】 スマホの通知で集中力が削がれてしまっている人 Androidを使いこなして生産性を上げたい人
今日のワークハック:Androidで集中力を高める
1. 「サイレントモード」で、受け取りたくない通知をブロック Androidの「サイレントモード」は、仕事中に気が散らないようにするために、私がよく使っている機能の1つです。 仕事の妨げになる通知をすべてブロックできます。また、「ブロックしないでほしい人」を選ぶこともできます。 サイレントモードを有効にする手順は、以下の通りです。 設定>音とバイブレーションからサイレントモードを選ぶ。 人物をタップし、メッセージか通話を選択する。 次に、アプリを選んで、アプリを追加をタップ。あなたのスマホにインストールされている、すべてのアプリが表示される。 サイレントモードが有効のときに、そのアプリから受けたい通知の種類を選択する。 アプリに関して言うと、私が割り込みを許可しているのは、仕事関係か金融サービスのアプリだけです。 余計な通知を避けるために、許可するアプリは少なくしておきたいからです。皆さんにも、そうすることをおすすめします。 2. 「アプリタイマー」で、アプリごとの使用時間を制限 もう1つの機能が、「アプリタイマー」です。Androidの「Digital Wellbeing」ツールの1つで、スクリーンタイムを管理するためのものです。 私は、アプリタイマーを利用して、各アプリを1日どれくらい使うか設定することにより、スマホに費やす時間をモニターできるようにしています。 たとえば、Instagramに使う時間を「1日○時間まで」と設定することができます。Androidのアプリタイマーの設定は、以下の手順で行なってください。 設定>Digital Wellbeingと保護者による使用制限>ダッシュボードを選択する。 タイマーを設定したいアプリを選ぶ。 次の画面で、アプリタイマーをタップ。アプリの上限時間を選びましょう。 設定したらOKをタップして、変更を保存。確認メッセージが画面の下部に表示される。 設定すると、上限時間の1分前にアラートが表示されます。上限時間を超えると、その日はもう、そのアプリは使えなくなります(タイマーは午前零時にリセットされます)。 3. 「フォーカスモード」で、集中力を妨げるアプリからの通知を一時的に止める 「フォーカスモード」は、Androidにもともと備わっている機能で、100%仕事に集中したいときに最適です。 アプローチの仕方はサイレントモードと異なり、割り込みできるアプリや人を選ぶのではなく、ブロックするアプリを決めるだけです。 私は、気が散ると思うアプリからの通知は、フォーカスモードを使って一時的に停止しています。 フォーカスモードのいちばん良いところは、アプリの有効/無効を自動でスケジュール設定できる点です。設定方法は、以下の通りです。 設定を開く。 Digital Wellbeingと保護者による使用制限>フォーカスモードを選ぶ。 リストの中から、仕事の妨げになると思うアプリをタップ。 選択したら、今すぐONにするをタップし、フォーカスモードを有効にする。 4. 「グレースケール」でスマホの楽しさを半減させる 「グレースケール」は、スマホの画面からすべての色を取り除き、あらゆるものを白黒で表示する機能です。 Androidスマホでグレースケールを有効にする方法は、以下の通りです。 設定を開き、ユーザー補助>色と動きを選択。 色補正をタップして、色補正を使用を有効にする。 グレースケールを選択。 グレースケールを有効にすると、画面上のあらゆるものが白黒で表示されます。1日の仕事を終えたら、色補正を使用を無効にするだけで、すべての色が元通りになります。 今の時代において、スマホは使い勝手の良いツールですが、絶えず気が散ってしまうのが難点です。幸い、必要なときに集中できるよう、あらかじめ組み込まれた機能があるので、それを使えばコントロールすることができます。 「今日のワークハック」記事をもっと読む 連載「今日のワークハック」では、仕事が速く効率的にこなせる!ツール・アプリ・OSのショートカットや使い方、アイデアをお届けします。 Original Article: These 4 Android Features Helped Me Avoid Distractions at Work by MakeUseOf
浅野美抄子(ガリレオ)