「白い毛は今だけだよ」和歌山でゴマフアザラシの赤ちゃん誕生
和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドは22日、2年ぶりとなるゴマフアザラシの雌の赤ちゃんが20日に誕生したと発表した。 【映像】母親と仲良く並ぶゴマフアザラシの赤ちゃん
発表によると、赤ちゃんは20日午後2時50分ごろに誕生。授乳を確認し、母子ともに状態は安定しているという。赤ちゃん特有の白い毛は今だけで、生後2~4週間で大人の模様に生え変わっていくという。 赤ちゃんは現在、母親とともにバックヤードですごしている。赤ちゃんの母親は、2019年に初めて出産を経験したが死産だったため、今回が初めての子育てとなる。
同園の広報担当は「初乳がとても大切で、できるだけ早く授乳が成功するよう見守っていましたが、誕生から8時間後に無事に授乳が確認され、一安心しています。赤ちゃんはおなかがすくと大きな声で鳴き、母親はそれに応えるよう優しく授乳姿勢を取っています」とコメントしている。 公開時期は決まり次第、発表するとしている。