「日本でプレミア平均以上の評価は非常にレア」三笘薫を獲得できず後悔…リヴァプール元スタッフの告白
リヴァプールの元リサーチディレクターであるイアン・グラハム氏は、日本代表MF三笘薫を獲得できなかったことを後悔しているようだ。『The EXPRESS』が伝えている。 三笘薫は現地イングランドでどう評価されている? 2022-23シーズンからブライトンのトップチームで活躍する三笘。昨季は長期離脱もあったものの、これまでの3シーズンで公式戦78試合で14ゴール15アシストを記録している。得意のドリブルはプレミアリーグでも大きな注目を集めており、現地メディアや解説者に高く評価されている他、その活躍から移籍市場でも話題となってきた。 そんな日本代表MFだが、リヴァプールも獲得を検討していたようだ。2日に直接対決を行ったリヴァプールとブライトンだが(2-1でリヴァプール勝利)、この試合を前に元リサーチディレクターであるグラハム博士の分析が話題に。同氏は、最新の著書『How to Win the Premier League: The Inside Story of Football's Data Revolution』でブライトンの移籍戦略を尊重したこと、さらにアレクシス・マクアリスターやモイセス・カイセドらをめぐる交渉の舞台裏を告白していた。そしてその中で、三笘についても以下のように綴っている。 「三笘薫は日本最高の選手で、プレミアリーグの平均以上の評価だった。日本でプレーする選手で、我々がプレミアリーグレベルに近いと評価するのは非常に稀だ。三笘をリバプールの潜在的な獲得候補としてもっと真剣に検討するよう主張しなかったことは、今でも後悔の種だよ」 なお三笘のブライトン移籍が決まった2021年8月の時点では、リヴァプールの左ウイングはサディオ・マネ、ディオゴ・ジョタ、そして南野拓実らが主に担当。そして翌年1月にはルイス・ディアスを獲得している。