「真っ黒な体の魚が!」「これが”居着き”ってやつなんですか?」同じ魚種でもここまで色が違うんだ…
季節感が追いついた霞ヶ浦水系
そして釣り納めのカスミ! 釣り納めは12/28でした。今年は途中まで季節の進行がかなり遅かったのに、気付いたらこの日の朝一の水温は6度台と、例年通りどころか昨年よりも少し低いという状況。先週と比較するとベイトの気配も少し希薄な印象。全体的に見ると今年はボラ等も全然おらず、ベイトフィッシュが極端に少ない印象です。 それでも湖岸道路を走っていると、恐らくワカサギが岸付近にいるのか、カイツブリが護岸沿いベタベタを泳いでいるスポットがあったため、そこをスティーズリアルスラッガーR3.7インチ&4.8インチのアラバマで通してみると・・・。 北浦本湖の真っ黒ボディな居着きの個体が反応してくれました! この冬入ってからリアルスラッガーRの無双ぶりがすごいですね・・・。やはり12月入ってからずっとそうですが、カイツブリの存在はマストですね。 ちなみに釣れたエリアの水深は30~40センチ程度。僕の大好きなシャローの魚でした。ここからもう一段寒くなると難易度は格段に跳ね上がりますが、6度台のうちはまだまだフィーディングのタイミングが朝夕必ず訪れるので、チャンスは十分にあると思います。
2024年を振り返り! 痺れた釣果ベスト3!
さて、この原稿が今年の最後の原稿となります。せっかく最後の原稿なので、今年釣って痺れたTOP3をご紹介させていただき、今年の締めとしたいなと思います。 ●今年痺れたバスランキング3位 プロトワームでキャッチした三島湖55UP! 6年ほど前、まだ自前のエレキ等もないころに三島湖では56センチをキャッチしていましたが、それ以来の55UPでした! プロトワームの威力をもっとも体感した1匹でした。 ●今年痺れたバスランキング2位 ロクマル釣りたくてプライベートで不眠ドライブして訪れた淀川遠征で! この時はこの他にも55UPが釣れて、改めて「淀川ヤバイな」と思わされました。楽しすぎるので、もちろん来年も必ず淀川行きます(笑)。 ●今年痺れたバスランキング1位 TV番組「巨大魚 夏の陣2024」の撮影で訪れた際にスティーズプロップ170Sでキャッチした1本。状況的に良くないタイミングで訪れてしまったのですが、完全に狙い通りにキャッチできた1匹だったので、最高に痺れました。 今年もカスミはもちろんですが、房総リザーバー、青野ダム、淀川、府中湖、室生ダム、三川・八田原ダム、長門将監、大江川、波介川、高山ダムなどなど全国のフィールドで釣行し、その様子をご紹介させていただきました。 ちょっと長めな文章なことも多いですが(笑)、一年お付き合い頂きありがとうございました。来年もよろしくお願い致します!それではまた来年お会いしましょう!!
佐々木勝也(ささき・かつや)
茨城県・霞ヶ浦水系で圧倒的な釣果を上げ続けているスーパーロコアングラー。全国のフィールドにも積極的に足を運んで武者修行を怠らない。最近は房総リザーバーでのレンタルボート釣行にも力を入れている。