オリックス・岸田護監督がポイントゲッターに頓宮裕真を指名「長距離を打てるバッターなので」
オリックス・岸田護監督(43)が30日、頓宮裕真捕手(28)をポイントゲッターに指名した。 「長距離を打てるバッターなので、打点をたくさん挙げてくれたら」 リーグ3連覇を達成した昨季、頓宮は打率・307で初タイトルとなる首位打者に輝いた。しかし、今季は開幕から不振で打率・197、30打点。不本意な成績に終わり、チームも5位に沈んだ。覇権奪還に向けたチームの再建へ、野手主将に立候補した心意気を指揮官は買っている。 「もう一回巻き返すぞ、という気持ちの表れなのかな」 今季のチームの最多打点は森と西川の46。得点圏打率・180だった頓宮がいかに走者をかえせるかが得点力アップの鍵だ。「チャンスのところでかえしてくれるバッターであってほしい」と岸田監督。主軸候補であり、新リーダーの奮起を誰よりも期待している。(織原祥平)