DeNA・石田裕太郎は520万円増 来季の目標は規定投球回の143イニング「東さんを脅かす」
1年目を終えたDeNA・石田裕太郎投手(22)が2日、横浜市の球団事務所で契約交渉に臨み、520万円増の年俸1300万円(推定)でサイン。東のように大崩れしない投手を理想像に掲げた。 2年目は先発ローテーション定着を目指す。石田裕が来季の目標に規定投球回の143イニング到達を掲げ「しっかりイニング数を投げて東さんを脅かすような存在になっていきたい」と意欲的に語った。 中大からドラフト5位で入団した今季は、6月のデビュー戦から無傷の4連勝を飾ったが、後半戦は失速。12試合に登板し、59回を投げて4勝3敗、防御率3・97だった。520万円増の年俸1300万円で更改し「ある程度通用した部分もあったし、何回も同じバッターと対戦する難しさもあった。いい経験になった」と冷静に振り返った。 変化球の練習に精を出しているといい、「新たな球種か」と問われると「楽しみにしておいてください」とニヤリ。調子に左右されず試合をつくるエースの東を尊敬する右腕は「東さんの右バージョンみたいな感じで見てもらえたら」と飛躍を誓った。