小池百合子・東京都知事「4連休は外出控えて」「第2波という心構えを」
東京都の小池百合子知事は22日、臨時の記者会見を行った。小池都知事は「新規の陽性者は、7日間平均で219.0人と先週より増加。これは緊急事態宣言下での最大値を超えている。第2波という心構えを持って、より一層の警戒をする必要がある」と話し、23日からの4連休について、「できるだけ外出を控えて」と呼び掛けた。 【動画】小池知事が臨時会見 連休中の外出自粛呼びかけへ
都内ではこの日、新たに293人が新型コロナウイルスに感染を確認。これにより都内での感染者数は累計で1万人を超えた。 小池都知事は「感染の地域的な広がり、年代的な広がりも気になる。これ以上の感染拡大を食い止めなければいけない」と強調。 世代別のメッセージとして「高齢者や基礎疾患のある方は重症化のリスクが高いのでくれぐれも注意を」「若年層は無症状や軽症が多く、本人が自覚しないうちに感染を拡大させていることがある。学生や若いビジネスマンは『自分は感染しているかもしれない』と注意して行動して」「40~50代の特に男性は、陽性判明後、調査に十分協力してくれないケースがある」などと述べた。 一方、事業所に対しても「7月31日までに感染防止徹底ステッカーの掲示をお願いする」と話した。