小池都知事が記者会見7月17日(全文2)特措法改正をお願いしたい
東京都の小池百合子知事は17日、都庁で定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都・小池知事「都の新規陽性者293人 過去最多」(2020年7月17日)」に対応しております。 【動画】東京都・小池知事「都の新規陽性者293人 過去最多」 ◇ ◇
高齢者に広げないためにはどうすべきか
読売新聞:7月幹事社の読売新聞の野崎と申します。幹事社から2つお聞きします。1点目は新型コロナウイルスの感染状況についてです。先ほど知事、本日の都内の1日当たりの陽性者数が過去最多の293人とおっしゃいました。先ほど20代、30代が7割を占めるとおっしゃいましたが、その他、傾向や特徴で分かっていることがあれば伺いたいのと、連日の感染者の最多更新で、先ほどおっしゃいましたように世代間の広がりというのも見られつつあります。高齢者に広がりましたら、また再び重症者が増える恐れもありますけれども、これ以上広げないため、どのように対応すべきとかなんか、まず1点目、それをお願いします。 小池:先ほどお伝えしましたように今日の、本日の陽性者数が293人、これまでで最大の数となっております。年代別では20代、30代の方々が、手元には210人という数字がございますので、これで計算しますと7割ということになります。ご質問にありましたように、最近は世代を超えた広がりがある。40代、50代の方々も増加傾向にあるということです。それから年代別だけではなくて、感染経路も多岐にわたっておりまして。若年層の友人同士のパーティーであるとか、あと会食による感染、それから高齢者への家族内感染などの広がりが見えるところであります。
西村大臣との会談で何を確認したいか
もちろんPCRの検査件数が、先ほど申し上げましたように6500件、毎日の、それだけの容量がある中で、連日、このところ4000件を超えている、もしくは前後しているという流れで、それだけに陽性者が見つかる確率も高くなっているということでございますけれども、これも1つのモニタリングの大きな指標でございますので、それによって警戒すべしということから、今回の感染拡大警報をお伝えしたということでございます。 これからもしっかりと1つ1つのケースを分析もしながら、そしてまた、先ほどからも何度もお伝えしておりますように、密になる場所で大声で、そしてお食事を伴い、お食事というか、特にお酒が入ることによって、飛沫が飛ばないような、そういうことをお心掛けいただきたいということによって、皆さま方からのご協力をよろしくお願いしたいと。もう何度も申し上げてあれですが、基本中の基本なんで繰り返し申し上げさせていただきます。警報をただ今、皆さま方にお伝えしている最中であるということです。 読売新聞:2点目です。昨日、政府が観光など需要喚起策の「Go To Travel」の東京都の除外を決めました。この見直しを評価する声もあれば、都のみを除外することでどれだけ感染拡大防止の効果があるのかだとか、また、公平性の観点から疑問視する意見などもあります。知事は政府から東京を除外する理由をまだお聞きしてないとのことでしたが、本日夕方、西村大臣と会談されるとのことで、特にどの確認されたいとお考えでしょうか。お願いします。 小池:先ほど「みい電」の話をさせていただきました。エネルギーの供給などもやはり連携して首都圏でやっていくことが効果的であるという話であります。多くの方々もやはり、先ほども申し上げましたように首都圏の人流っていうのは非常に多いものがございます。そういう中で特にお体の悪い方々、体調不良の方々に対して、都外への外出をお避けいただきたいというのを一段上げまして、不要不急の外出、そしてまた都外への外出ということについてはお気を付けいただきたい、お控えいただきたいということを申し上げてまいりました。