小池知事「世代間の広がり出てきている」都の感染者293人最多更新
東京都の小池百合子知事は17日、記者会見し、新型コロナウイルスの新規感染者が293人に上ったことを明らかにした。都では16日、過去最多となる286人の感染が確認された。2日続けての過去最多となった。17日の293人のうち、約7割に当たる210人が20代30代だという。 【動画】小池知事、都の感染者293人「過去最多」世代間の広がり懸念
記者会見で小池知事は「若い人たちが多い。きょうも7割が20代30代だ。一方で、現時点で分かっていることでは世代間の広がりが出てきている。さらに注意しなければならない状況だと考えている。改めて、都民のお一人お一人、意識を持って自ら感染しない・させないを徹底し、事業者もお店を守るためにもガイドラインを守っていただきたい」と訴えた。 一方、PCR検査体制を大幅に拡充していることも説明。1日最大1万件の検査を目指しており、17日時点では6500件だと語った。小池知事は「毎日のそれだけの容量がある中で、連日、このところ4000件を超えている、もしくは前後している流れで、それだけに陽性者が見つかる確率も高くなっている」と話した。 都では、9日から12日まで4日続けて200人を超える高水準が続いた。13日から3日間は100人台だったが、16日に一気に前日比121人増の286人となった。