一人暮らしで節約のために「自炊」していますが、逆に出費がかさんでいる気がします…外食をおさえているのになぜですか?
一人暮らしのため、節約しようと思い自炊を始めたものの、「食費が思ったよりも高くなってしまう」とお悩みの方も少なくないでしょう。 外食を控えることで、少しは出費をおさえられますが、自炊方法も工夫しなければ、食費が減りにくいかもしれません。せっかく自炊をするのなら、賢く食費を節約したいところです。 今回は、なぜ自炊が高くついてしまうのか、原因と対策方法を解説します。 ▼4人家族で食費「月8万円」は高い? 1人当たりの“平均”もあわせて解説
自炊の方法によって食費が高くなってしまう原因
自炊の頻度を多くしたものの、食費が高くなるとモチベーションも下がるでしょう。食費が高くなる原因としては、以下のようなものがあります。 ・食材の価格を気にせずに購入している ・買い物に行く頻度が多い ・食事を作り置きしていない 自炊すれば必ず節約になるわけではないため、食費が高いと感じる方は上記3つの原因を意識して改善することが大切です。 なお、食費は1ヶ月の収入に対して、10%~15%が理想といわれています。例えば、収入が25万円の場合、食費は2万5000円~3万7500円を目安にするとよいでしょう。自炊しているのに出費が多いとお悩みの方は、一度家計を見直すことをおすすめします。
食費をおさえるための改善ポイント
食費が高くなってしまう原因が分かったところで、出費をおさえるための方法を見てみましょう。食費をおさえる具体的な方法やコツは、以下の通りです。 ・毎月の食費予算を決める ・複数のスーパーなどを比べ、なるべく安い食材を選ぶ ・買い物に行く頻度を週に1回~2回におさえる ・食事の作り置きをする 1ヶ月に使用できる食費の額を決め、こまめに残高を確認することで節約できます。食材を購入する際は、複数店舗の価格を比べたうえで、なるべく安く調達しましょう。買い物に行く頻度を週1回~2回におさえることで、必要のない食材の購入や、食費の無駄遣いを防げます。 また、作り置きは食費の節約になるだけでなく、料理の手間や時間の削減にもつながるため、忙しいときに便利です。作り置きした料理は冷凍庫で保存しておけば、食べるときに電子レンジで温めるだけのため、時短効果があります。 ほかにも、週の初めに「作るメニューと食べる曜日、購入する商品の量と予算」を計画することで食費を予算内におさえられるため、節約になるでしょう。