小池都知事が定例会見3月30日(全文1)メリハリ利かせ、予算全議案可決
東京150年、ホームページを開設
次、東京150年に当たる今年でございますけれども、ホームページを開設いたしました。4月1日からでございます。お知らせをしておきます。これから開催する関連イベントがたくさんございますので、東京150年、江戸から150年、江戸から東京に変わって150年。明治維新150年ということだと思いますが、この歩みを紹介するコンテンツの発信場所としてのホームページでございます。多くの都民の皆さまにもご覧いただきたいし、それから4月の末になりますと、英語、中国語も加えてまいりまして、ぜひ多くの方々への発信のベースにしていきたいと考えております。 また、これ、メインビジュアルが東京駅になっておりますけれども、それに加えまして、渋谷、銀座、それから江戸野菜などの食文化など、11種類の連作ポスターをこのように作っております。Old meets Newというキャッチフレーズを作っておりますけれども、古い東京、伝統の江戸、東京の部分と、新しい東京の部分とというわけで、リーフレットも作成しておりますのでご覧いただければと、このように思います。政策企画局が中心となってやっております。
東京都消費生活基本計画を策定
続きましてもお知らせ物でございますけれども、こちらは特にエシカルな、消費者に関係する施策の1つであります。消費生活に関する政策をまとめました、東京都消費生活基本計画を策定いたしましたのでお知らせをさせていただきます。最近、悪質商法、そして消費者被害というのは残念ながらいつも新手が出てきて、追い掛けっこみたいなところがありますし、さらにはスマートフォンなどの普及、電子商取引の増加、SNSを悪用した若者への勧誘、それに加えて仮想通貨での投資話などなど、次から次へと出てきているのが現状でございます。残念なことでございます。それによるトラブルなど消費者を欺く新たな悪質な商法の手口も発生しているということであります。一方で持続可能な社会を形成していくためには消費者1人1人がどんな行動ができるのか、どうすべきかといったことを学んだり、そういう視点を持っていただくということも重要になってまいります。 そこでこうした状況を踏まえまして、時代に即した消費生活に関する政策をパッケージとして取りまとめたのがこちら。東京都消費生活基本計画でございます。分厚さはこんなもの。で、具体的には悪質事業者の取り締まりの強化に向けました新たな体制を構築したことなど、それからフェアトレードとか、リサイクル、障害者支援、被災地支援、こういった視点を持った消費行動、これをエシカル消費と言っていますけれども、このエシカル消費の理解を促進していただくということでございます。それから成年年齢の引き下げ【見据え(音飛び) 00:11:38】ました、若年層への消費者教育の充実なども盛り込んでおります。 この計画ですが、今ご覧いただきましたように分厚い冊子でございますが、これを、もっとぎゅっと詰め込んで、かつ分かりやすく、読みやすくということで、消費生活に役立つ情報を盛り込みました、こちらコンパクトサイズの冊子、【『都民の暮らし輝く東京2018』 00:12:03】も同じく作成をいたしております。なおこの冊子では予算と同じように人に着目をいたしまして、平成30年度の主な取り組みを乳幼児、若者、高齢者などなど、世代別にまとめたところが分かりやすいところではないかなと思います。 それからまた先ほどお話しいたしましたように、エシカル消費につきましては特集のページを組んでおります。ぜひご覧いただきたいと思います。それから、エシカルということをうたうにはこれそのものもエシカルだよねっていうことで、ここのところに、お手元あると思いますけれども、FSCというマークが付いておりますが、これは森林認証制度を実施している国際機関が、責任ある木質資源を使用した紙ですっていう、そのことを認証するもので、まさしくエシカル消費をお勧めするパンフレットそのものがエシカル消費になっているということでございます。ぜひお読みいただきたいと思います。 中には4コマ漫画とか、イラスト、クーリングオフってどうすればいいのとかとか、微に入り細に入り、ご説明をさせていただいているところで。それからこの冊子の裏側には、消費者ホットラインっていうのは、これは188なんですね。関西弁で言うところの、「いやや」っていうところでございまして、188というこのシールを付けておりますので、これを、ぴーっと剥がしていただいて、これを、ここに貼ろうか。はい。要は冷蔵庫辺りに貼っておいていただくと、「いやや」っていうのが、これが常に認識をされるということでございまして、ぜひこういった活動を、情報を東京都のほうでまとめておりますので、ぜひ消費者の皆さん隅々に伝わるように伝えてまいりたいと考えております。 それからこの冊子でございますけど、都とか、区市町村の消費生活センター、それからいろんな講座も開きますし、イベントも行いますので、できるだけ多くの皆さんに届くように幅広く配布をしてまいりたいと思います。これからも消費生活の安全・安心の確保、都民の皆さんの健康で豊かな消費生活の実現、しっかり取り組んでまいりたいと思います。エシカルということは、まだ日本は十分定着しておりませんけれども、ぜひぜひこのエシカルな東京ということを目指したいと思います。