試合後に絆を確かめ合うクラーク・コナーズとテクラ

　17日、エディオンアリーナ大阪で新日本プロレス×STARDOM合同興行『Historic X-over II』が開催。第6試合ではタイチ＆なつぽいvsクラーク・コナーズ＆テクラのミックスドタッグマッチが行われた。 　10月2日のスターダム後楽園ホール大会に突如コナーズが乱入し、テクラと闘っていたなつぽいに強烈なスピアーを突き刺す。テクラは「2年前に私を悲しませた全部アナタのせいダヨ。これは私の“復讐”だ」と、かつてDDMを裏切ってコズエンに移籍したなつぽいへの報復であると宣言した。 　テクラとコナーズはその後も度々交流を深めこの試合に臨むことに。対するなつぽいはかねてより親交のあるタイチとタッグを組み、タイチもスピアー対策として上手投げを授けた。 　H.A.T.E.の稲葉あずさや吏南がなつぽいの背後から襲いかかり試合が開始。なつぽいがロープに飛ぶもコナーズが場外から足を掴んで引き倒し、場外乱闘で客席に叩き込みリングに戻ればテクラが顔面を集中攻撃。コナーズはタイチをジープ・フリップでふっ飛ばすも、タイチも聖帝十字陵で反撃する。 　テクラのスパイダージャーマンを受けきったなつぽいが腕ひしぎを仕掛け、これを離すとフェアリアルギフトを投下するが自爆。そこへテクラがスピアーを突き刺しフォールも2。 　テクラは強烈なエルボーをタイチに叩き込んで倒すと、コナーズがスピアーを発射するがタイチがテクラを突き飛ばして誤爆させる。再度スピアーを狙ったコナーズをなつぽいがトラースキックの連打で迎撃し、タイチとのダブル聖帝十字陵からテクラにフェアリアルギフトを投下し3カウント。

照れながらなつぽいをデートに誘うタイチ

　敗北したテクラは「もしこれで終わりだと思ってるなら、間違ってる。これはクラークとテックス（テクラ）の始まりに過ぎない。回復したら、タッグリーグに戻る。そしてあんたと私で……」と語りかけ、コナーズも「世界を覆してやろう。なぜならバイオレンスとセックス、クラークとテックスだからだ」と絆を確かめあい2人で控室へ。 　タイチは「どうだお偉いさん？こんだけ客入ってんだ。ミックスドタッグ選手権、作ってくれよ。一番最初に名乗りを上げるよ、俺らが」と要求するが、帰り際に中野たむの手にキスしていたのを見ていたなつぽいは「なんか……たむちゃんになんかしてましたよね？見てましたよ」とジト目。タイチは照れながら「いや、なんかちょっと……デートしてもらおうかなと思って……今日でも、こういい結果出たしね、気持ちいいんで、今度ちょっとまた配信来てもらって、なんかおいしいもの食べません、2人で？祝勝会やって。そのあとちょっとデートでも……」と口説きはじめ、なつぽいは高いお寿司につられてまんざらでもない様子で控室へと帰っていった。