芦澤竜誠が昇侍にKO勝ちし「MMA選手はキックボクサーの打撃には歯が立ちません」、解説の久保優太も「キックボクサーの時代を作っていきたい」【RIZIN】
「RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA」(11月17日、愛知・ポートメッセなごや 第1展示館)でMMA3戦目に臨んだ芦澤竜誠(フリー)が初代ライト級キング・オブ・パンクラシストの昇侍(JAPAN TOP TEAM)にKO勝ちを収めた。 芦澤はK-1グループで活躍後、2022年大晦日にMMA転向とRIZIN参戦を発表し、初戦の相手として皇治を指名。翌年4月の大阪大会でキックルールで皇治と対戦し勝利を収めた。そして公約通りMMAに転向し大晦日に太田忍と対戦するも1R中盤にパウンドでKO負け。今年7月の「超RIZIN.3」では互いにMMAルール2戦目となる皇治と対戦しフルラウンドの激しい打ち合いを制し3-0の判定でMMA初勝利を挙げた。今回はMMAでの初KO勝ちとなった。
1R、ともにオーソドックスの構え。打撃でけん制し合う中、昇侍がタックルに行くも足を使ってかわす芦澤。昇侍が圧をかけて前に出るが、芦澤は回る。昇侍が組み付くも芦澤はプッシュ。昇侍の左インローにジャブを合わせる芦澤。昇侍は圧をかけて右カーフ。芦澤はケージを背負いながらも足を使って回る。そして左ジャブを飛ばす。芦澤は下がりながらも左ジャブを連打。昇侍が右ローも芦澤はワンツー。昇侍がタックルからすくってテイクダウン。しかし芦澤はケージを背にすぐに立ち上がる。昇侍はバックを取るが芦澤は逃げる。芦澤はバランスを崩し尻もち。昇侍が襲い掛かるが芦澤は蹴り上げ。 2R、芦澤がいきなりパンチとヒザ。昇侍が圧をかけ返すが、芦澤はミドル、右ストレートから左フックでぐらつかせる。昇侍もパンチで打ち合いに臨むが芦澤はパンチを返す。芦澤は首相撲からヒザ。ボディーを効かされた昇侍の動きが止まり、最後は芦澤がケージを背負わせた昇侍にパンチの連打を浴びせると昇侍はしゃがみこんでしまいダウン。レフェリーが割って入り試合を止めた。
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