今年のプロテストは“合格率3.7%” 695人受験で26人が突破
<JLPGA最終プロテスト 最終日◇1日◇大洗ゴルフ倶楽部(茨城県)◇6602ヤード・パー72> 吉田優利の妹・鈴も悲願成就【写真】 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)最終テストが終了し、トータ4オーバーの19位タイまでに入った26人が、新たにJLPGAの正会員になった。今年の第1次予選から数え、受験者の総人数は695人にのぼった。 第1次予選に出場したのは611人。うち228人が次のステージへ進出した。第2次予選は、ここに昨年の最終プロテスト出場者72人と、世界ランキング400位までの3人(ジャラビー・ブンチャン、ミン・リー、チョルチェワ・ウォングラス)の1次免除組を加えた303人が出場し、一気に96人まで絞られた。 今回行われた最終テストは、この96人に、2次を免除された9人を加え実施。内訳は、JGAナショナルチーム女子メンバーの5人、今年の「日本女子アマ」優勝者(鳥居さくら)、「日本女子学生ゴルフ選手権」優勝者(神谷桃歌)、ステップ・アップ・ツアー優勝者2名(都玲華、チェン・シュエン)で、計105人が合格を争った。 結果的に合格率は3.74%と、今年も狭き門になった。合格者たちは、ここからレギュラーツアーでの優勝を目指し、さらに険しい道を歩いていくことになる。 また最年長は28歳の上堂薗伽純、最年少は17歳の加藤麗奈で、現役高校生では加藤と福田萌維の2人が合格を勝ち取った。