【中日】井上一樹監督、来春キャンプで球団OBや評論家に「即席臨時コーチ」プラン 自ら選手とのパイプ役に
中日の井上一樹監督(53)が29日、来春キャンプで、球団OBや評論家に即席の臨時コーチを要請する考えを明かした。就任1年目の来季は、自他ともに認めるコミュニケーション力を生かして、選手とのパイプ役を担う。 24年の春季キャンプは立浪前監督の提案で、OBの今中慎二氏を臨時投手コーチとして招へいしたが、来春キャンプでは臨時コーチを置かない方針。気さくな指揮官だからこその方策だ。「球団OBの人とか大御所が来られた時に、選手は遠慮しちゃう。例えば、評論家で赤星が来たら『一言くれよ』とかできるだろう」と説明。キャンプ地を訪れた、かつての名選手たちに助言を仰ぎ、一日限定コーチとしてオファーする。 来季からは、松中打撃統括コーチや飯山野手総合コーチらが加わり、新コーチと選手がうち解けることが最優先。コーチと選手の架け橋にもなり、現場の風通しを良くしていく。(森下 知玲)
報知新聞社