中古車業界で存在感増す「流通プラットフォーマー」の戦略
髙田 典明(たかだ・のりあき)/1972年生まれ。1996年三井信託銀行(現三井住友信託銀行)入行。リクルートエイブリック(現リクルートキャリア)などを経て、2012年旧オートサーバー副社長。2014年同社社長。2016年からオートサーバー社長(撮影:今祥雄)
国内最大級の中古車流通プラットフォーム「ASNET(エーエスネット)」を運営するのは、2023年9月に東証スタンダード市場と名証メイン市場に上場したオートサーバー(5589)だ。オートオークションでの車両落札などを代行する「オークション代行」と、会員間の中古車売買を仲介する「ASワンプラ」が2本柱だ。成熟期にある国内中古車流通市場においても、前2023年12月期の売上高は、11月に上方修正した予想をさらに上回り、過去最高の58億4600万円(前々期比9.0%増)で着地。今2024年12月期もさらなる成長を見込んでいる。同社の強みや成長戦略、ビッグモーターの保険金水増し請求問題の影響について、髙田典明社長に聞いた。
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村松 魁理