台風13号 14日は沖縄・奄美へ接近 関東から九州は厳しい残暑 いつまで続く?
明日14日の夜にかけて、台風13号が沖縄と奄美を直撃する見込み。暴風や高波に厳重警戒を。関東から九州は短い周期で天気が変わるでしょう。猛烈な暑さの日も多く、残暑はまだ続きそうです。
14日~20日の天気
3連休初日の明日14日は、前線や湿った空気の影響で、北海道は次第に雨が降るでしょう。東北から九州は広く晴れますが、にわか雨の所がありそうです。お出掛けには念のため雨具をお持ちください。15日から16日は関東から近畿を中心に雨が降るでしょう。17日と18日は、東北から九州は大体晴れる見込みです。ただ、天気の急変にご注意ください。19日から20日は、関東から九州を中心に再び雨が降りそうです。雨の量が多くなることもありますので、雨の降り方にご注意ください。 最高気温は関東から九州を中心に平年を上回るでしょう。特に東海から九州は35℃以上の猛暑日になる日が多い見込みです。福岡は18日にかけて、連日猛暑日となりそうです。9月中旬もまだ厳しい残暑が続きそうです。
3連休は沖縄に台風接近 台風13号の動向は
沖縄や奄美は明日14日から15日にかけて、台風13号の影響を受けるでしょう。 台風13号は、今日13日午前9時現在、日本の南を発達しながら北北西に進んでいます。明日14日未明から朝にかけて大東島地方に接近した後、明日14日夕方頃に奄美に最も接近する見込みです。沖縄や奄美は飛来物によって負傷したり、走行中のトラックが横転するおそれもある猛烈な風が吹いて、大荒れとなりそうです。海上では猛烈にしけるでしょう。不要不急の外出を控え、屋内では窓から離れるなど、暴風に厳重に警戒してください。また高波にも厳重な警戒が必要です。 風と波のピークは14日で、沖縄と奄美では最大風速30メートル、最大瞬間風速40メートルの暴風が吹く見込みです。15日にかけても暴風や高波の影響が続きそうです。引き続き警戒してください。 また明日14日の夕方から夜をピークに、局地的に非常に激しい雨が降る見込みです。1時間に50ミリと滝のような降り方になるでしょう。土砂災害や低い土地での浸水、河川の増水に十分ご注意ください。 台風13号はその後、東シナ海を西よりに進み、17日には熱帯低気圧に変わるでしょう。 沖縄は16日以降はおおむね晴れる日が続きますが、19日頃には次の熱帯低気圧、もしくは台風が接近する可能性があり、今後の情報に注意が必要です。
21日~26日の天気
21日以降は、日本付近には湿った空気が流れ込みやすいでしょう。関東から九州、沖縄を中心に、雨や曇りの日が多くなる見込みです。台風シーズンですので、新たな台風や熱帯低気圧が発生したリ、秋雨前線の停滞で、大雨をもたらすこともありそうです。最新の情報をご確認ください。 最高気温は、関東から九州は30℃を超える日はグッと少なくなりそうです。ようやく猛暑や厳しい残暑はおさまるでしょう。それでも30℃くらいまで上がる日もあり、ムシムシとした暑さは続きそうです。沖縄は夜間の寝苦しさが続くでしょう。 一方、北海道はおおむね晴れる日が続く見込みです。最高気温は20℃前後で、過ごしやすいでしょう。
日本気象協会 本社 小野 聡子