長距離ドライバーにとって駐車問題は超切実!! 最前線の下請け運転手の声も聞いて欲しい!
無理難題を押し付けられる最前線の下請け運転手の実態
高速道路のPA・SAで時間調整するトラックが多いのも、結局は高速下りるとトラックを停められる場所がないからです。安心して待機できる場所がね。中には24時間開いていて、構内で待機できる荷主もありますけど、やっぱ少数派でしょう。 僕が携わっている荷主は「午前6時前には入って来るな」、「工場の近辺で待機するな」、でも「時間には到着しろ」って。けっこうムズくないですか?近隣のPAから時間を逆算して、ピンポイントで時間目掛けて入庫するわけですからね。 以前、午前4時くらいになぜか門が開いていたので構内に入って、エンジン切って待機していたら、思いっきり怒られた挙句、「順番一番後回しの刑」に処せられました。まぁ、ルール破った僕が悪いんですから言い訳はしませんが……。 ちなみにそこの工場、夏になると「熱中症対策班」なる腕章をつけたオッチャンが「熱中症対策お願いしますねー」って声掛けしてまわっていますが、「アイドリングストップは厳守!」という、理解しがたい謎のシステムがあります。 話は逸れましたけど、結局は国もNEXCOも荷主も、自分に都合のよいことばっか言い連ねている。困るのはいつも大手の手足となってあくせく動いている下請けの会社であり、そこの運転手達です。役人らは物事を考えるときに、大手だけでなく本当の最前線で働く運転手の意見も参考にしていただきたい。