「新NISA」に変更から約1年!《シミュレーション》「10万円×10年間」&「5万円×20年間」で資産はどのくらい増やせる?
長寿化が進む現代では「人生100年時代」と言われるようになっており、年金に頼るだけでなく、自ら老後資金を準備することが重要とされています。 ◆【老後までにいくらになる?】積立投資をした場合の運用シミュレーションを掲載しています そんな中、2024年1月に「新NISA」がスタートしたことで、資産運用に挑戦しようと考える人が増加傾向にあります。 一方で「新NISAという名前は知っているけれど具体的な制度内容は知らない」という方もいるのではないでしょうか。 本記事では、新NISAを活用するメリットや、新NISAの利用満足度について紹介していきます。 「NISAを活用すると実際にどの程度の利益が期待できるのか」といったシミュレーション結果も紹介しているので、あわせて参考にしてください。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
新NISAのどこがいい?制度の概要・メリットをおさらい
そもそもNISA(少額投資非課税制度)とは、投資で得られた利益に税金が課されない制度です。 通常、株式や投資信託などの金融商品で利益や配当が発生した場合、一定の税金がかかります。 しかし、NISAを活用することで、これらが非課税となるため、投資を行う人にとって非常に魅力的な制度といえるでしょう。 NISAの制度自体は以前から存在していましたが、2024年1月より制度が大幅に変更され、新たに「新NISA」としてスタートしました。 この新NISAの導入により、「長期的な投資」がこれまで以上に行いやすくなりました。 ●新NISAの魅力は「長期的な投資がしやすい」こと 新NISAでは、「年間投資可能額の増加」や「非課税期間の延長」など、これまでの制度と比べて利便性が向上しているのが特徴です。 従来のNISA制度では、年間の投資枠が限られており、たとえば以前までは年間40万円までしか投資できませんでした。 しかし、新NISAでは年間の投資枠が大幅に拡大され、より多くの資金を運用できるようになっています。 また、以前のNISAは非課税保有期間が短く、老後資産を目的とした長期投資にはやや制約がありましたが、新NISAでは非課税保有期間が「無期限」となり、長期的な資産形成に適した制度へと改善されました。 つまり、どの年代から新NISAを始めても、運用限度額に達するまで利用し続けることが可能です。 長期的な資産運用では、利益が積み重なって増加する「複利効果」を活かしやすいため、新NISAを活用すれば、資産を効率的に増やすことが期待できるでしょう。