露新型弾道ミサイルの残骸 新型準中距離多弾頭弾道弾
キーウ、ウクライナ、11月26日 (AP) ― ウクライナ保安庁は11月24日、ロシアがウクライナ中部の工場に向けて発射した新型弾道ミサイルの残骸を公開した。 この破片は、ロシアが21日、ウクライナ中部ドニプロペトロウシク州ドニプロに向けて発射したミサイル「オレシュニク」の一部で、米国防総省によれば、準中距離弾道ミサイルRS-26ルベーシュをベースにした新型で、まだ分析されていないという。 黒焦げになったワイヤーと、大型スノータイヤほどの残骸は、通常弾頭と核弾頭のどちらかを搭載できる弾道ミサイルの一部だという。 ウクライナの情報総局によると、このミサイルはロシアのカスピ海沿岸アストラハン地方にあるカプースチン・ヤール第4ミサイル試験場から発射され、15分間でドニプロまで飛行。到達したピーク速度はマッハ11と推定されるという。 ミサイルには6つの弾頭があり、それぞれ6つの子弾頭を搭載していた。 (日本語翻訳・編集 アフロ)