平本蓮が“ドーピング指南”暴露の赤沢幸典の文章を「朝倉未来に寄り添いすぎている」と指摘。「連絡が取れていない」と身を案じる発言も
格闘家の平本蓮(剛毅會)が9月2日、都内で会見を開き、一連のドーピング疑惑について完全否定した。 会見では自らが薬物を平本に用意したことをXに長文で投稿した総合格闘家の赤沢幸典についての多くの質問が飛んだ。 8月20日に復活の日本というアカウントがドーピング疑惑を告発してから、この日で約2週間。平本はこの間の心境について「必ず僕は潔白を証明できるので、でも問題が大きかったので弁護士の方に相談して、Xの簡単な発信ではなく、このような形で会見を開こうと思い準備に時間がかかりましたが、ツイートではなく自分の口から伝えたいと思い会見を開きました。心境としては“とにかく信じられない”という気持ちが一番大きいです」、赤沢については「そんなの(怒り)はないですね。なんでそんなことをする必要があるのか。赤沢さんと対立関係はなかったし、今でもないと思うので嘘じゃないかと」と赤沢への思いを口にした。 赤沢との電話での会話については自らの発言であることを認めたうえで「いろいろと聞いてくる質問が多かったけど、むげにできなかったので」と説明。「今はそういうのが何を言っているのかは理解しています。買った当初は梱包材でぐるぐる巻きでなにがなんだか分からなかったので」と続けた。
赤沢がこのような行動に出たことについては「赤沢さんとの対立関係などは考えてみたんですけど、全く思い当たらなかったので、なにか赤沢さんのほうで特別な事情があったと思うけど、この場で推測で話すのはやめておきます」と語るにとどめた。 赤沢への法的手段を取ることについては会見に同席した吉野弦太弁護士は「弁護士の立場でこうすべきというのはあるが、平本選手が長年慕ってきた相手にどのようなアクションを起こす気持ちになるかは別問題。そこは今後の調査の結果と平本選手の気持ち次第で話し合っていきたい」と語った。 また平本は「赤沢さんについていろんな噂が飛び交っているのですが、お金に関してはデリケートなことなので自分からは詮索したくない。なんか特別な事情があるんじゃないかなとは思うのですが、今は自分には何も分からない感じです」とも。 最後に赤沢と話したのは「あの電話のタイミングで、8月4日の電話。録音が出てからは連絡が取れていない状況。今でも特別な理由があるのではと心配しています」と赤沢の身を案じる場面も。 赤沢はXで自身のドーピングも告白しているのだが平本は「僕は本当に全く分からなかったのと、信頼していたし、今でも嘘であってほしい、特別な事情で赤沢さんがああいうふうにやらされざるをえない状況にあったのではと自分では思いたい気持ちでいっぱいです」との見解。