会話は結論から...夫婦のコミュニケーションが自然に改善する4つの方法
「5W1H」で夫の話を盛り立てる
人は自分の話をすると、話した相手に好意を抱きます。夫が不倫に陥るのも、相手の女性が一生懸命に話を聞いてくれたことがきっかけになる場合が多いんですよ!ぜひとも夫が話をしたくなる妻になりましょう。 「そうはいっても夫との会話は弾まなくて」と嘆くあなた。楽しい会話のコツはイイ感じの合いの手、つまり適切な質問です。 何を聞いていいかわからないなら、「5W1H」に当てはめて質問してみてください。「いつ」「どこで」「誰が」「何を」「どのように」です。 たとえば、「阪神が勝って、めっちゃうれしい!」と夫が言ったら、「昨日の試合で?」「球場どこだった?」とか、「誰が一番活躍したの?」「どういう場面で?」「勝率どのくらい?」など、5W1Hに当てはめると、質問が次から次へとわいてくるんですね。自分の好きなことを話す夫はゴキゲン。会話はどんどんつながっていきます。
人は想像できないと心が動かない
夫が家庭を顧みなかったある冬のことでした。家族でスキーに行けたら家族の思い出になるなと思い、夫に話してみることにしました。 ただ「スキーに行こうよ」と言っても夫は動かないと予想した私は、ストーリー性満点に、脳内に映像が広がるように話したんです。 まずは「家族でスキーに行こうと思ってるんだけど」と結論から始めます。次に理由を。 「都会に住んでたら、子どもって一面の銀世界を見ることないじゃない?」 ここで夫の脳内に雪景色が浮かびます。もう少し押しましょう。 「私、九州の生まれで、高校の修学旅行で志賀高原に行って、雪山見てすっごく感動した んだよね。あの感動を娘にも味わわせたいと思ってるんだ~」 娘の気持ちを思い浮かべ、夫が乗り気になってきたのがわかります。 雪景色の素晴らしさに喜ぶ娘を想像させたところで、別方向からの想像をさせます。「私、ボーゲンしかできないから、私一人であの子連れて行ったら大ケガさせちゃうかも。パパにも行ってもらって、スノボも教えてもらえたら、あの子すごく喜ぶと思うんだよね」と。 夫はケガをした娘を想像し、「俺が行かなきゃいけないな」と思ってくれたようです。 最後に質問をします。 「あなた、どう思う? 私一人で行けると思う?」 「何月ぐらいなら行けそうかな?」 夫はその場でスケジュールを確認してくれて、具体的なプランを立てることができました。コツは、「あなたがいないとダメ」ということを、夫の頭の中に映像を浮かばせながら伝えることです。あらかじめ具体的に想像できていれば夫も納得ずくで動けるので、後から不満が出ることもありません。