5人家族で戸建てを新築しますが、私は掃除や水道光熱費を考えて「トイレ」は一つで十分だと思っています。一方、夫は二つ必要だと譲りませんがデメリットも多いですよね?
新築戸建ての間取りを考える際、家族の使いやすさを左右する「トイレの数」は悩ましいポイントです。特に5人家族となると、トイレを一つにするか二つにするかで意見が分かれることも少なくありません。一つで済ませる場合のコストや管理面の利点、二つ設置した場合の利便性など、それぞれにメリットとデメリットがあります。 この記事では、トイレの適正数を決める際に考慮すべきポイントについて詳しく解説します。ご家族の生活スタイルに合った最適な選択をみつけましょう。 ▼節約のためにトイレを「3回に1回」だけ流すのは危険! 節約効果とデメリットを解説
5人家族におけるトイレの適正数は?
5人家族の場合、トイレの利用頻度は当然高くなります。特に朝の忙しい時間帯や夜間の使用が重なると、一つのトイレでは「使いたいときに使えない」事態が発生しやすくなるでしょう。 一方で、トイレを二つ設置すると、その分コストがかさみます。トイレの新設・増設にかかる費用は40~100万円程度で、平屋の場合はさらに高額になる可能性があります。また、掃除やメンテナンスの負担も2倍になりますこのような状況を踏まえ、多くの家族が「一つで十分なのか、それとも二つ必要なのか」と悩むものです。
トイレが「一つ」の場合のメリット・デメリット
トイレを一つにする場合のメリット・デメリットを具体的に見てみましょう。 ▼メリット ・トイレの設置費用や水道光熱費を抑えられる ・掃除にかかる時間と手間が少なくて済む ・トイレ設置スペースを別の用途に活用できる ▼デメリット ・家族が同時にトイレを使いたくなる場合、待ち時間が発生する ・トイレとは別の階にいるときに距離が遠い
トイレが「二つ」の場合のメリット・デメリット
一方、トイレが二つある場合のメリット・デメリットはどうでしょうか? ▼メリット ・朝の準備や夜間の使用など、待ち時間が少なくなり家族全員が快適に使える ・トイレが一つ故障した場合でも、もう一つを使えるため安心する ・階段を昇り降りする必要がない ▼デメリット ・トイレの設置費用や配管工事費用が高くなる ・二つのトイレを掃除する手間がかかる ・トイレのために他の部屋を犠牲にしなければならない場合がある