木戸愛は来季シードのボーダーラインとなるメルセデスランク50位で痛恨の予選落ち

◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 2日目（15日）◇エリエールGC松山（愛媛）◇6575yd（パー71）◇曇り（観衆1697人） 【画像】プロ20年…上田桃子の最後の18番 来季シードのボーダーラインとなるメルセデスランキング50位にいた木戸愛が通算1アンダー55位で予選落ちを喫した。48位と通過ライン上で迎えた2日目に「70」と伸ばしきれず、1打及ばなかった。「（カットラインを）ずっと意識しないといけないプレーだったので、その中で乗り越えられなかったのが悔しいですね」と結果を受け止めた。 開幕前からジャンボこと男子プロの尾崎将司に師事し、5シーズンぶりのシード復帰を目指してきた。今季は3度のトップ10入りを記録。テーマにしてきた“振る”ことは「やり抜けた」とうなずく一方、「（課題は）たくさんありすぎる」とも話す。 わずか6.63pt差の山内日菜子をはじめ、メルセデスランク51～57位までの“ライバル”がいずれも予選を通過した。2日目終了時点の順位ではランク54位で前半戦の出場権は確保できるものの、それも自らが不在となる週末の結果に委ねられる。「そればっかりはコントロールできない。どんな結果になっても、次に向かって頑張りたい」と顔を上げた。 予選落ちした宮里美香、小滝水音、菅沼菜々、濱田茉優はシード喪失が確定。2位タイで折り返した内田ことこは56位→44位、政田夢乃は61位→50位と、このままなら圏内に滑り込める状況だ。（愛媛県松山市／亀山泰宏）

＜シード争い一覧＞

メルセデスランキング／ポイント／選手名／2日目順位（2日目終了時点ランク動向） 45／476.36／柏原明日架／9T（41） 46／465.38／上田桃子／予選落ち（49）※今季限りでツアー撤退 47／455.18／ウー・チャイェン／2T（39） 48／444／臼井麗香／11T（46）※優勝シード 49／436.26／新垣比菜／予選落ち（53）※優勝シード 50／433.21／木戸愛／予選落ち（54） ------◇ここまでフルシード◇------ 51／426.58／山内日菜子／22T（51）※優勝シード 52／412.82／仁井優花／30T（55） 53／405.03／岡山絵里／14T（52） 54／402.17／佐藤心結／49T（57）※優勝シード 55／401.17／笠りつ子／30T（56） ------◇ここまで第1回リランキングまでの出場権◇------ 56／397.73／内田ことこ／2T（44） 57／387.01／宮田成華／39T（58） 58／372.41／藤田かれん／予選落ち（60） 59／368.59／宮澤美咲／49T（59） 60／361.43／工藤遥加／39T（61） 61／349.24／政田夢乃／2T（50） 62／323.64／三ヶ島かな／49T（62）※任意の年に行使可能な3年シード（2031年まで） 63／310.52／沖せいら／予選落ち（64） 64／307.1／菅楓華／49T（63） 65／288.58／宮里美香／予選落ち（66） 66／282.52／後藤未有／39T（65） 67／269.05／小滝水音／予選落ち（68） 68／251.58／高木優奈／39T（69） 69／236.81／永峰咲希／14T（67）※複数年シード（2025年まで） ： 78／212.78／菅沼菜々／予選落ち（79） 79／211.61／濱田茉優／予選落ち（80） ： 84／182.96／永井花奈／22T（81）