ワールド王者・舞華、前哨戦で刀羅ナツコに惨敗も前向く!「上谷、札幌で2人防衛して、5★STAR決勝で会おう」
刀羅「今日やって思ったけど、ムダな前哨戦はやりたくない」
女子プロレス団体スターダムが7月23日、東京・後楽園ホールで「STARDOM NIGHTER in KORAKUEN Jul.2」を開催。7・28シャトレーゼ・ガトーキングダム・サッポロでワールド・オブ・スターダム王座の防衛戦に臨む舞華が、挑戦者の刀羅ナツコに前哨戦で敗れるも前を向いた。 【動画】刀羅ナツコのマイクに”大ナツココール”が起きる この日のセミファイナルでは、7・27&28札幌2連戦で行なわれるワールド選手権、ワンダー・オブ・スターダム選手権(27日、王者・安納サオリvs挑戦者なつぽい)、ハイスピード選手権(28日、王者・上谷沙弥vs挑戦者・星来芽依)のトリプル前哨戦が王者組と挑戦者組に分かれて実施された。 舞華は安納、上谷、中野たむと組み、刀羅はなつぽい、星来、フキゲンです★と組んで、ユニットを超えた超異色の8人タッグ戦が組まれた。 ヒールユニット大江戸隊の刀羅がほかのメンバーと連係を見せるなど、意外な展開に。安納となつぽいはエルボー合戦、ジャーマンの応酬を繰り広げ、上谷と星来も激しくやり合った。舞華は刀羅に雪崩式ブレーンバスター、ブレーンバスター3連発、ラリアット、バックドロップと怒涛の攻めも、耐えた刀羅はハリケーンドライバーで反撃。舞華を捕らえた刀羅はスワントーンボムからデスバレーボムを決めて3カウントを奪取し、前哨戦を制した。 刀羅は「今日やって思ったけど、ムダな前哨戦はやりたくない。前哨戦、これでラストでいいよね。次、私はリングに立つときは舞華、おまえとの赤ベルト戦だ!」と通告。 上谷が「舞華、絶対に大丈夫。私がセコンドに行くから」と勇気づけると、傷心の舞華は「上谷、札幌、必ず2人防衛して、5★STARの決勝で会おう。そしてゴッデス獲りに行こう」を気を取り直して、王座戦での必勝を期した。 また、バックステージで安納は「私はなつみに勝って、さらに上を行くから」、なつぽいは「今すぐにでもやりたいよ。札幌でしっかりとベルト巻きたいと思います」とともに気合を入れていた。 『STARDOM NIGHTER in KORAKUEN Jul.2』 2024年7月23日(火) 東京・後楽園ホール ▼8人タッグマッチ ○刀羅ナツコ&フキゲンです★&なつぽい&星来芽依 vs ●舞華&中野たむ&安納サオリ&上谷沙弥 13分58秒、デスバレーボム→片エビ固め) <文:ミカエル・コバタ>
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