S&P500種は6100に上昇へ、昨年の株高を言い当てた強気派が予想
(ブルームバーグ): S&P500種株価指数は今年に入って約20%上昇しているが、その勢いはまだ当分終わらないと、BMOキャピタル・マーケッツではみている。
同社の最高投資ストラテジスト、ブライアン・ベルスキ氏はS&P500種の2024年の年末目標を5600から6100に引き上げた。ウォール街の予想で最も強気となる。ブルームバーグが集計したデータによると、各ストラテジストの年末目標は平均5523前後となっている。
ベルスキ氏は、昨年の米株高を言い当てた数少ないストラテジストの1人。S&P500種の目標引き上げは今年に入って2回目となる。
19日の顧客向けリポートで同氏は「われわれは株高の強さに驚かされ続けており、小幅な調整以上の措置が必要だと判断した」と記した。
強気の判断材料としてベルスキ氏は、大型ハイテク銘柄以外に株高の裾野が広がっている点と米金融当局の利下げ開始を挙げた。
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BMOのデータによると、1950年以降でS&P500種が年初来の9カ月間で15-20%上昇したのは8回しかなく、そうした年の10-12月(第4四半期)の上昇率は平均6%だった。
原題:Strategist Who Called Rally Last Year Sees S&P Soaring to 6,100(抜粋)
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Alexandra Semenova