会社員の友人は「副業収入」もないのに「確定申告」をしているそうです。もしかして「年収2000万円」を超えているのでしょうか…?
確定申告を行わないと起こりうるリスク
会社員の方で確定申告が必要な場合に確定申告をしなかった場合は、以下のようなペナルティが課されるおそれがあります。 ・無申告加算税 ・延滞税 本来納付すべき額に加えて定められた割合が加算されて支払わなければいけなくなるため、注意が必要です。悪質と判断された場合は刑事罰の対象となってしまうケースもあります。
本来は不要な会社員でも確定申告をした方がいいケース
会社員の方でも確定申告をしたほうが得をするケースもあります。具体的には以下のようなケースが考えられます。 ・医療費控除を受ける方 ・ふるさと納税などで寄付を行った方 ・年の途中で退職したが再就職をしていない方 ・台風や地震などの災害で被害を受けた方 ・住宅ローンを組んで家を購入した方 そのほかにもありますが、上記に当てはまる方は、確定申告を行うと税金が還付される可能性もあるため、もし条件に当てはまっている方は確定申告を行ってみてもよいでしょう。
会社員で毎年確定申告している場合は年収2000万円を超えている可能性がある
会社員の方は通常会社が年末調整という形で手続きを行ってくれるため、自分で確定申告を行う必要はありません。しかし、年間の給与が2000万円を超えている方や2ヶ所から給与を受け取っている方は、自分で確定申告を行わなければいけない可能性があります。 また、本来確定申告する必要のない会社員の方でもした方が得をするケースもあるため、ご紹介した条件に当てはまっている方は、確定申告をしてみてください。 出典 国税庁 タックスアンサー(よくある税の質問)No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人 国税庁 タックスアンサー(よくある税の質問)No.1490 一時所得 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部