中古車を買いたいのですが、「10万km」を超えている車はやめた方がいいですか?あまり費用がないのですが、車は必要です。
買い物や子どもの送迎、週末のおでかけなど、車はさまざまなシーンに必要なものです。ただし、車にかかる初期費用や維持費の負担は大きく、購入をためらっている人も多くいるでしょう。 価格が安い中古車を狙うことも一つの方法ですが、走行距離が10万キロを超えている場合、トラブルのリスクがないか心配になるものです。 本記事では、走行距離が10万キロを超えている中古車を購入する際の注意点と、中古車リースを利用するメリットについて紹介します。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた!
走行距離10万キロを超える中古車を購入する際の注意点
ここでは、走行距離10万キロを超える中古車を購入する際の注意点を紹介します。 ■年式と走行距離の関係をみる 走行距離が10万キロを超える中古車を購入する場合には、年式と走行距離の関係を確認しましょう。10万キロ超えの中古車のなかでも、年式の古い車は低価格で販売されています。 なお、走行距離が使用年数の3倍以上になる場合は注意が必要です。新車購入から3年経過した車の走行距離が3万キロ前後であれば問題はありません。 ただし、9万キロ以上走行している車であれば、エンジンなどの部品にガタがきている可能性があります。また、年式が古い車はエンジンオイルも古い場合が多く、車の動きが悪いかもしれません。基準として、使用年数と走行距離の開きが2倍までの中古車を選んでください。 ■不穏な音や変なにおいがしないか 車のエンジンをかけたときや走行時に異音が発生する場合は、エンジンや排気部品に何らかのトラブルが発生している可能性があります。ガタガタやゴトゴトなど、音に違和感があれば事故リスクが高くなるかもしれません。 また、長く使われていないエアコンはカビ臭さを感じることがあります。異臭を感じた場合には、メンテナンスが不十分であったり、メンテナンスにより改善されていなかったりするなど、車の状態が悪化しているかもしれません。 ■修理歴はないか 中古車を購入する際は、必ず車の修理歴を確認しましょう。特に、フレーム部分の損傷が修繕されている車は、再び事故にあったときに大きな破損を起こしやすくなります。 また、修理歴のある車は事故時の安全性が低下するため、注意が必要です。さらに、修理歴のある車は故障リスクが高く、運転性能に問題があるケースも多いため、価格の安さだけで購入を決めるのは危険といえるでしょう。