掘り出し物になる!? 戦力外となった有望株(2)まさかの構想外から“去就決定”
オフシーズンに突入した2024年のプロ野球。今年も多くの選手が戦力外通告を受け、野球人生の岐路に立たされている。中には将来を嘱望されるブレイク候補も含まれており、今後の動向から目が離せない状態だ。今回は、今オフに戦力外通告を受けた有望株選手を紹介する。
北浦竜次
投打:左投左打 身長/体重:184cm/99kg 生年月日:2000年1月12日 経歴:白鴎大足利高 ドラフト:2017年ドラフト5位 今オフ戦力外通告を受けた北浦竜次だが、育成選手として再スタートを切ることとなった。 白鴎大足利高校では、高校通算26本塁打のバッティングもさることながら、有望株左腕として注目を集め、北海道日本ハムファイターズから2017年ドラフト5位で投手として指名を受けた。 ルーキーイヤーから一軍の舞台を経験すると、プロ初登板で初ホールドを記録。順調なスタートを切った。 プロ2年目以降は目立った成績を残せないシーズンが続いたものの、昨季はファームで防御率1点台と、安定したピッチングを披露。 今季は開幕一軍の座を手にした北浦。しかし、序盤は好投を続けていたものの調子を落とし、5月に登録抹消。その後の再昇格はなく、最終的に12試合登板、防御率3.18の数字となった。 今オフにまさかの戦力外通告を受けたが、その後、育成再契約を交わした。来季は支配下復帰を勝ち取り、一軍のマウンドで輝きを放ちたい。
ベースボールチャンネル編集部