「とても大きな差があり、埋めることができなかった」“低調”イタリア指揮官スパレッティがスペイン戦に落胆
イタリア代表のルチアーノ・スパレッティ監督は、スペイン代表戦を振り返った。 20日に行われたEURO2024グループB第2節でイタリアはスペインと対戦。初戦で白星を飾った両国による対戦で、イタリアは終始攻め込まれる展開に。前半はスコアレスで折り返したものの、55分にオウンゴールから先制点を許す。これが決勝点となり、イタリアは0-1でスペインに敗れた。 【動画】決勝点はOGに! 試合後、イタリアのスパレッティ監督は「とても大きな差があった。我々は継続的に引き延ばされ、さまざまな面で差を埋めることができず、彼らは我々に問題を作り出していた。得点差以上の問題を彼らは作り出していた」と話し、自身の考えを続けた。 「特にボールを持って彼らのディフェンスを前にしたとき、我々はとてもバタバタしていた。ボールを取り返したときもポゼッションを保持することに苦しみ、彼らがボールを取り戻したとき、我々はボールを取り返すことに苦労した。彼らのカウンタープレスにも苦しんだが、我々には単純なミスもあった。そのようなミスをする余裕なんてない」 また、スパレッティ監督はこの敗戦の要因や問題点についても語っている。 「我々は今夜低調だった。このようなことが起きた一番の理由だ。我々には物事を調整する必要があったが、苦しんだ一番の理由は我々が低調だったからだ。今夜スペインはチームだったが、我々はチームになれなかった。彼らはこの試合の勝利に値し、我々はまったく試合に入れていなかった」 「大勢の選手が本調子でなければ、より難しいものになる。一方でそれが数名の選手だけであれば、もちろんより良い戦いができていた。我々はスペインに完全に主導権を握らせ、かなり心地良くプレーさせてしまっていた」