周りの男性社員は有給2日で”育休風”…妻・バービーの言葉で考え直した「男性育休」
育児のスタートを夫婦一緒に迎えられた
先日、育休に入ってから2回目の給料日を迎えた。ネットバンキングにログインして、口座残高を確認した。ついに、基本給の入金はなく、育休前の残業手当のみが入金されていた。残高に大きな変動が起こらない給料日は初めてのことだ。 「今月のクレジットカードの引き落としは赤字だな……」 そんなことを思いながら、急いで「育児休業給付金 入金時期」とスマホで検索した。育児休業給付金とは、育児休業を開始してから180日目までは、最大で休業開始前の賃金の67%が国から支払われるもの。入金時期は、育休開始から3ヵ月後が平均のようだ。 それまでは僅かな預金を心おきなく切り崩していこうと思う。このタイミングで使わずに、いつ使う。今日もAmazonで粉ミルク、ZOZOTOWNでベビー服を買う。妻とベビー服の好みが真逆だが、気にしないことに決めた。 育休期間は残り1ヵ月ほど残っているが、取得して本当に良かったと思っている。朝と夜で顔つきが変わるほど、毎日みるみる成長していく新生児期に、ずっと一緒にいられたことは僕にとって一生の宝物になった。 妻と子どもと過ごす時間に幸せを感じ、想像では補えない育児の尊さと大変さを体感している。育児のスタートを妻と二人で一緒に迎えられたことは、僕ら夫婦にとって本当に良かった。もし、育休を取っていなかったら、家族の幸せな瞬間をいくつも見過ごしていただろう。 ワンオペ育児は大変という声をよく耳にするが、本当にその通り。赤ちゃんのお世話を朝から晩まで全てひとりでやるのは、あまりに過酷すぎる。妻からの「子育てを甘く見過ぎてると思う」という言葉が刺さりまくっている。 そして僕らはお互いの仕事復帰後の生活についても相談しはじめている。僕たちらしく、共に働きながら2人で協力して子育てをするためにはどうすればいいか?育休期間は子育てと仕事を両立するために話し合う大切な準備期間でもあるようにも思う。 育休期間中に感じたことや気づきについてはまた改めて書き記したい。
つーたん(会社員)