市民を犯罪から守る警察官（写真はイメージ）【写真：写真AC】

　交通整理や日々の巡回活動など、多くの人にとって身近な存在で、市民の安全を守るために活躍する警察官。昨今はSNSなどで、市民からより親しまれる情報発信を行う警察署も増え、話題になることも。そうしたなか、広島県警察の公式X（ツイッター）アカウント（@HP_maplekun）が、詐欺防止のための啓発動画を投稿し大反響を呼んでいます。 【動画】「お腹を抱えて笑いました」「神動画」　広島県警察の詐欺防止動画　実際の投稿 　◇　◇　◇

「手口を知って被害に遭わないよう」　安佐南警察署による渾身の啓発動画

「SNS型詐欺防止の歌」との書き出しの投稿には、フォークダンス「オクラホマ・ミキサー」で多くの人が知る楽曲「藁（わら）の中の七面鳥（Turkey in the Straw）」のイントロから始まる動画が添えられています。 　投稿によると、安佐南警察署と梅林よつば保育園が協力して動画を制作したとのことで、「手口を知って被害に遭わないよう、家族、知人で情報を共有してね！」と詐欺への注意喚起をするメッセージが。年代を問わず被害が広がっている、SNS型詐欺を防ぐための啓発動画です。 「詐欺のうた」と題した楽曲が進むと、幼稚園児たちの愛らしい声で「ロマンス詐欺」と「投資詐欺」、それぞれの手口を説明する替え歌が流れてきます。画面では、その軽やかな曲に合わせ、5人の制服姿の警察官がダンスを披露。息ぴったりのパフォーマンスを見せています。 　歌詞には「現金送って　騙されて　お金は二度と　戻らない」など詐欺の手口が紹介され、それを歌う幼い声のギャップが鮮烈で耳に残ります。 　さらに、警察官たちの踊りも覚えやすく、親しみやすさが印象的。絶妙な脱力系の雰囲気ながら、記憶に残るフレーズや振り付けで大切なことがしっかり伝わり、思わずシェアしたくなる動画です。 　安佐南警察署が地元幼稚園とタッグを組んで作り上げた、渾身の啓発動画に「すごく癖になる」「忘れたくても忘れられないほどインパクトある」「路上で一枚一枚ビラ配るより絶対効果ある」「詐欺は怖いということを脳の奥まで刷り込ませることができる神動画」「お腹を抱えて笑いました　銀行でも流してほしい」など、絶賛の声が続出しています。