子どもたちにスポーツを心から楽しんでもらいたい。「監督が怒ってはいけない大会」代表・益子直美さんの想い
編集後記
なくならないスポーツ現場での指導者による暴力やハラスメントに対し、その背景にはどのような要因があり、子どもや若者にどのような影響を及ぼすのかを探るために、「監督が怒ってはいけない大会」で実践する益子さん、北川さんにお話を伺いました。 そこで分かったことは、指導者の中にも社会の変化について行くことができず、思い悩んでいる人たちがいるということ。だからといって、子どもや若者が犠牲になることは許されることではありません。 スポーツは、体力の向上や健康を保つだけでなく、相手への敬意や思いやりの心を育む、子どもたちの健全な成長に欠かせない要素をたくさん持っています。勝つことだけでなく、それを導くことが、指導者にとって大切な役割ではないかと、改めて感じた取材でした。
日本財団ジャーナル編集部