LEONの人気スタイリストが伝授する、ちょいエロなシャツの着こなし
重いコートを脱いで薄着が楽しめる春の季節。それは男の色気を解放するのに絶好のタイミングです。今回は熟練スタイリストが実践する、エロな装い方企画の第二弾。滑らかシャツで惹き付けるというテクニックは、誰にでも真似しやすいもの。これは参考になりますよ♡ 春の大人は、ちょいエロい!
先行しがちな絹の色気を品格でしっかりオブラート
LEON本誌において巻頭のファッション特集や「買えるLEON」等のページでも、色気あるコーディネートを披露してきた吉野 誠さん。スタイリスト歴20数年のノウハウにて魅せる服選びのセンスや合わせのテクニックは、業界随一との評判です。もちろん自身の着こなしにこだわりがないワケなく、高感度かつ男らしいスタイルを日々貫いています。そんなテクニシャンにこの春実践するであろう、ちょいエロな着こなしテクを見せていただきました。 編集部のリクエストに応じ、吉野さんが今回紹介してくれたのは、春らしい軽快なシャツのこなし技。一見ノーマルなドレスシャツの装いですが、確かにじんわーりお色気が漂ってきます。一体ナニがポイントなのでしょう? 「実はこのシャツ、オールシルクなんです。このテロッとした艶感はコットンなどでは絶対出せない滑らかさ。あえてシックなカラー、そして正統派に着こなすことで、大人の品格と遊び心がちょうど良いバランスのルックスになるのです」(吉野)
確かに少しメランコリックで優雅なたたずまいは、ビジネス的なドレススタイルにはないもの。いくつか吉野さんなりのこだわりを伺っていきましょう。 「まず、やや大きめのフィット感がポイントです。ツヤツヤ素材なのにタイトめを選んでしまうと、過剰にイヤらしく見えてしまうことも。大きめフィットを選ぶことで余裕を感じさせますし、シルクのドレープが優雅に映えるのです。また、昨今のトレンドとも合致した今風のシルエットであることも見逃せません。過剰にエロくならぬよう、シャツのボタンもトップまで留めて着るのが今季の気分です」(吉野)