2024年のファッション界を総括! 2024年に最も記憶に残ったファッションモーメント【2024後半編】
2024年12月:ジョン・ガリアーノが「メゾン マルジェラ」から退く
2014年より「メゾン マルジェラ」のアーティスティック・ディレクターを務めていたジョン・ガリアーノ(写真左)が、2024年12月に退任を発表。 1995年に「ジバンシィ」、1996年から2001年までは「ディオール」のクリエイティブ・ディレクターに就任し、“ファッション界の革命児”として数々の功績を残してきた。 写真は、2024年のメットガラで彼がデザインした「メゾン マルジェラ」のコルセットドレスとカーディガンを羽織るキム・カーダシアン。限界まで絞ったウエストの細さもまた、賛否を呼ぶファッションモーメントのひとつとなった。 なお、ジョンの今後についてはまだ何も明かされていない。
2024年12月:マチュー・ブレイジー、「シャネル」のアーティスティック・ディレクターに就任
2024年12月、「シャネル」がオートクチュールとプレタポルテ、アクセサリーの全コレクションを率いるアーティスティック・ディレクターに、「ボッテガ・ヴェネタ」からの退任を発表したばかりのマチュー・ブレイジーを任命すると発表し、大きな話題に。 これまでニコラ・ジェスキエールやラフ・シモンズ、フィービー・ファイロといった名だたるデザイナーの下で経験を積んだのち、「ボッテガ・ヴェネタ」で約3年間活躍してきたマチュー。彼による初の「シャネル」のコレクションは、2025年10月のパリ・ファッションウィークでお披露目される予定だそう。