【一品で大満足レシピ】 鶏ごぼう卵とじのっけごはん 「菊池水田ごぼう」が軽い風味で美味
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。 絶品 “のっけごはん” レシピ(全31品)の画像を一気見! きょうの当番は、白央さん。
vol.15 鶏ごぼう卵とじのっけごはん
熊本県の菊池市というところを訪ねたとき、名産の「菊池水田ごぼう」なるものと出合いました。ごぼうらしい香りと味わいはしっかりありつつ、あっさり軽い風味がとてもよくて、以来見かけたら必ず買っています。 アク抜き要らず、すぐ使えるのも嬉しい。ごぼうといえば鶏との相性が抜群ですね。今日は一緒に甘辛く炒めて、卵とじでのっけました。 ■材料(1人分) ・ごぼう:1/3本 ・鶏モモ肉:80~100g ・卵:1個 ・めんつゆ(2倍希釈):大さじ1 ・油:小さじ1 ・ごはん:適量 ・刻みネギ:お好みで ■作り方 (1) ごぼうはささがきにして、鶏肉は2センチ大に切る。 (2) 卵を容器に割り入れて、めんつゆを加えて溶いておく。 (3) フライパンに油を熱し、鶏肉とごぼうを炒め、鶏肉に火が入ったら(2)を加え、全体が軽く固まったら火を止める。 (4) ごはんに(3)をのせ、お好みで刻みネギを散らす。 これ、撮影用に作って「後で食べよう」とおいておいたら、ツレがひとりで全部食べていました……。好物だそうです。ちょっとぐらい残しておいてくれてもいいのに。 おいしいもののっけ隊(隊員2名) 白央篤司(はくおう あつし) 「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。 しらいのりこ お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
白央篤司