巻きモノ上達アドバイス「握り方で巻きの釣りは変わる」「障害物に絡めて巻くと釣果は伸びる」「巻き以外のルアーは家に置いていきましょう!」
巻き物上達ワンポイントアドバイス 水野浩聡(みずの・ひろあき)
「ボトムちょい上を綺麗に巻けるようになろう!」 TNバイブに絞った話をすると、まず着底させてから、たまにボトムに当たるくらいのスピード感で巻いてくる。 ボトムに当たりすぎるようならロッドを立てたりして根掛かりを回避しましょう。 あまりボトムに当たらないなら重いモデルにローテーションしていく。 ボトムをちゃんと攻めていくことで地形変化も把握できるようになるし、食わせどころもわかってきます。 ただ漠然と巻くだけではなく、1投1投集中しながら巻くことが、釣果を伸ばすコツですね。
巻き物上達ワンポイントアドバイス 松下雅幸(まつした・まさゆき)
「障害物に絡めて巻くと釣果は伸びる」 ただ何もないところで巻くだけでは釣れる確率は低いです。 ブッシュや立木、杭、岩、壁など、何かしらの物に当てたたり、物に沿わせて巻くということを意識すると、よりバスは釣れるようになります。 そういった意味では、水面も立派な追い込む壁です。 これからの時期、バズベイトが効果的になるのですが、これも壁やカバーを絡めて巻きましょう。 風が吹いて波立ってバズが引けなくなったら、スピナーベイトのガーグリングなどにローテーションしてみてください。
巻き物上達ワンポイントアドバイス 折金一樹(おりかね・かずき)
「秋にワームだけを投げるのは非効率的です」 巻き物が苦手っていうのは、ただ釣った数が少ないだけだと思います。圧倒的に投げ足りていないですね。 そもそも、ワームが万能だと思っているのなら、それは間違い。ワームにしかできないこともあるけど、巻き物にしかできないこともある。 僕の場合、秋は巻いている時間が8割で、残りがワームくらいの割合です。もしくは1日中巻いています。 別に忍耐強いとかそういうわけじゃなくて、そうしているのが一番釣れるからそうしているだけで。もし5日間巻き続けてバスが釣れなかったら、ガイドに来てください。また相談に乗りますので!
巻き物上達ワンポイントアドバイス 赤松 健(あかまつ・けん)
「巻き以外のルアーは家に置いていきましょう!」 これで釣りたいっていう巻き物を決めたら、もうそれしか投げない。普段よく釣っている得意なワームとか他のルアーは家に置いて、釣り場に持っていかないで逃げ場をなくしましょう。 上達しない人は、すぐ他のルアーに変えちゃうんです。いつもワームを投げている場所でも、とりあえず巻き物でやってみる。そうすると、いろいろ自分なりに工夫して技が生まれてくるはずなんですよ。 このルアーはこういう場所が得意で、こういう場所が苦手なんだとわかってきて、そのうちに1尾釣れて、2尾釣れてと、イメージが固まってくるはずです。そうなればもう自分の引き出しになっているはずですよ。