総額6000億元「大当たり」…300トンの金鉱発見、計1000トンが埋蔵されているいう中国湖南省
中国南部の湖南省で総評価額が6000億元(約12兆7720億円)に達すると予想される金鉱が発見されたことが伝えられた。 【写真】中国湖南省で見つかった金鉱 25日、中国経済メディア「財聯社」や現地メディアによると、湖南省の金鉱開発企業「湖南黄金(フーナン・ゴールド)」は「湖南省万古金鉱の地下2000メートルの深さで40個以上の金脈を発見した」と前日(24日)、公示した。 同社は「核心探査地域から現在まで発見された埋蔵量は約300トンで、3000メートルまで探査地域を拡大すれば予想埋蔵量は約1000トンになるだろう」としながら「総評価額は6000億元に達する」と付け加えた。 湖南黄金は「21日と22日、2日連続で当社株式の終値が20%以上上昇するなど異常な動きを見せた」と公示し、先立って現地で伝えられた金鉱発見関連の情報を直接公開した。 湖南黄金株価はこの日も開場と同時にストップ高を記録した。 湖南省地質科学院の劉擁軍副院長は「今回の金鉱発見は中国の鉱物探査戦略において重要な成果」と評価した。 湖南黄金によると、現在まで見つかった埋蔵量300トンはこの地域で数年間発見された金の累積量で、すでに採掘が完了した金も含まれている。 金相場の上昇に力づけられて湖南黄金の今年1~9月期の売上は209億8900万元で、昨年同期比11.93%上昇した。 これに先立ち、現地メディアは湖南黄金の金鉱発見の便りについて「ジャックポットを引き当てた」とし、先を争って報道した。 ただし、1000トンという暫定埋蔵量規模については不確実性が大きいことから慎重に接近する必要があるという指摘もあった。