シクサーズ、ロッカールーム内で衝突報道 情報漏洩にエンビードが怒り「リークしたヤツはクズ」
フィラデルフィア・76ers(シクサーズ)は今季、ジョエル・エンビードが序盤で10試合を欠場した影響もあって、イースト下位に沈んでいる。日本時間11月19日(現地18日)の試合後、ロッカールームが1時間開放されず、チームミーティングが行われたとされるが、その内容の一部が漏洩したことでエンビードらが怒りを露わにしている。『The Philadelphia Inquirer』のジーナ・ミゼル記者が伝えた。 シクサーズは今季、無制限フリーエージェントでポール・ジョージが加わり、エンビード、タイリース・マクシーとのビッグ3が誕生した。しかし、エンビードが膝の怪我で出遅れ、ジョージも膝の怪我を抱えている状態。すでに2度の5連敗を喫し、平均104.5得点はリーグ29位、平均111.7失点は同13位という成績になっている。 個人成績に目を向けると、マクシーがチームトップの平均25.1得点、エンビードは10試合を欠場して平均19.8得点、7.5リバウンド、ジョージはチーム4位の平均14.9得点止まりという状況だ。 11月19日のマイアミ・ヒート戦に敗れて2勝11敗となった段階で、チームは試合後1時間ロッカールームを開放せず、チームミーティングを行ったとされる。しかし、マクシーがエンビードに対してチームのミーティングやイベントに時間通り出席してよりいい模範を示す必要があると伝えたと報じられ、ミーティングの内容が一部漏洩したことにエンビードとジョージが激怒している。 エンビードは「リークしたヤツは本物のクズだ。でも、俺たちはいろんな話をした。詳しくは触れたくないけど、30秒くらいの出来事さ」とマクシーとの一件についてコメント。ジョージも自身のポッドキャスト『Podcast P with Paul George』で、「あの会話はリークされるべきではなかった。責任のなすりつけ合いや対立するようなミーティングでもなかった。なぜ、そしてどのようにして漏れたのかは分からない」と語っている。 シクサーズとしては、不協和音をかき消すためにも勝利を重ねていくしかない。
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