ハヴァーツ、アーセナル移籍後のターニングポイントを明かす「とにかく努力を重ね、自分を信じた」
アーセナルに所属するドイツ代表FWカイ・ハヴァーツが、同クラブ移籍後のターニングポイントとなった場面を明かした。イギリス紙『Daily Mail』が伝えている。 【動画|ショートハイライト】フラム vs アーセナル プレミアリーグ24/25 第15節 ハヴァーツは2023年7月、チェルシーからアーセナルに移籍した。同選手はチェルシーで公式戦通算139試合に出場し、32ゴール12アシストを記録していた。なかでも、2020-21シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ではマンチェスター・シティとの決勝戦で決勝点となるゴールを挙げ、優勝に大きく貢献した。 しかし、アーセナルに移籍した当初はなかなか結果を残せず、そのキャリアは順調に進んでいたわけではなかった。苦しい時期が続くなか、ハヴァーツは昨シーズンのプレミアリーグ第7節のボーンマス戦でPKを決め、移籍後初めてのゴールを記録した。そして同選手は、チームのセンターフォワードとしての地位を確立した。 ハヴァーツはYouTubeチャンネル『The Men In Blazers』で、ボーンマス戦のゴールがアーセナル移籍後のターニングポイントとなったと明かした。 「あのPKで、僕はとても救われた。僕にとってとても重要なものだった。クラブに加入して、僕のために大金を支払っていることを考えると、少しプレッシャーを感じるからね」 「僕はプレースタイルだけでなく、そのクラブにいる人たちに適応するのにも時間が必要なんだ。アーセナルでもしばらく時間がかかったけど、状況が好転すると確信していた。僕にとって、そのタイミングがやってくるのを待つだけだった」 「とにかく一生懸命に努力を重ね、自分を信じた。僕が自信を持てるよう、PKのチャンスを与えてくれたすばらしいチームメートがいたし、そのあとの昨シーズンはとても順調だった」 また、ハヴァーツはチームのキャプテンであるノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールのリーダーシップを称え、チームにおける影響の大きさを語った。 「ウーデゴールは僕たちにとって非常に重要だ。彼はキャプテンであり、ドレッシングルームでもピッチ上でも僕たちにたくさん言葉をかけてくれる。そして、言葉だけでなく行動でもチームを引っ張り、苦しい試合展開でもボールを運んでくれる」 「彼がピッチに立っているときも立っていないときも、あるいはボールを持っているときもそうでないときも、僕たちに様々なものをもたらしてくれる」 「僕たちが相手のGKやDFにプレスをかけるとき、彼は真っ先に相手に向かって全力疾走する。僕たち全員が、彼が復帰してピッチに戻ってきてくれたことを、とてもうれしく思っている」
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