緊急事態宣言を延長 菅首相が会見(全文2)安全・安心な大会にするので
PCR検査を領事館で行える仕組みが必要では
安積:フリーランスの安積です。変異株がまん延しているインドについてお伺いします。インドについてお伺いいたします。5月2日に外務省は在留邦人に一時帰国の検討を要請しました。しかし、その前に出国72時間以内にPCRで陰性証明が必要なんです。しかし、このPCRというのがインドにおいてなかなかやっぱり受けられないと。受けるには病院に行かなくてはいけないんですが、病院に行くと感染のリスクが非常に高いということで、現地、1万人、インドにいる邦人が、かなりの人間が帰国するかどうか迷っている、帰国が困難な状態にあるという報道がありました。 こういう人たちをサポートするために、例えばPCRの検査を領事館とかそういったところで簡易に行えるというような、そういった仕組みが必要だと思うんですけども、これについてはいかがお考えでしょうか。 菅:まず現在インドにいる邦人とは領事館を中心に連携を取っています。そして帰国を望まれる方については帰国できるように領事の対応をしている、そういうことです。そして帰国便、日本に帰ってくる飛行機ですけども、2000席ぐらい、私、毎日報告受けていますけど、空いておりますので、日本に帰国したいということであればすぐ帰ることができるような体制を領事館の中で取っている。そういう報告を受けております。 安積:PCR。 菅:PCRについてもいろんな接種する場所がありますので、領事館としてしっかり紹介をして行うことができるようになっている、こういうふうに受けています。安全なところ。 司会:それでは前列に戻ります。日本経済新聞の重田さん。
1日100万回は何を根拠にしているのか
日本経済新聞:日本経済新聞の重田です。総理、ワクチンについてお伺いします。先ほど1日に100万回のワクチンの接種、目指されるというふうな目標を掲げられました。1日100万回ですとだいたい7カ月、国民全体に普及するのに7カ月が掛かるというふうな目安になるかと思います。この100万回ですけれども、現在の自治体の回数を積み上げたところでそういったその数字を出されたんでしょうか。どういった積算根拠があっておっしゃったのか、そこら辺りをお伺いしたい。 菅:これ、いろんな情報を全部収集しています。そういう中で、いわゆるインフルエンザの接種というのを、これ、日本はやっています。そういう中で60万回ぐらいは平均でできているという報告も受けていますので、そうしたことから考えたときに、体制としては今回のほうがはるかに広く取っていますので、そうしたさまざまなことを考えたときにそれは可能だと。ですから、もう接種を始めて本格的になって慣れてくるとそういうことも可能だというふうに十分に思っています。 司会:それではテレビ東京、篠原さん、どうぞ。 【書き起こし】緊急事態宣言を延長 菅首相が会見 全文3に続く