ラリージャパンに往年のマシン来たる。『The Golden Age of Rally in Japan』開催、富士モータースポーツミュージアムでの実施も決定
ラリーカーの進化と歴史を振り返るクラシックカー展示『The Golden Age of Rally in Japan(ザ・ゴールデン・エイジ・オブ・ラリー・イン・ジャパン)』が、11月21日から24日にかけて行われるWRC世界ラリー選手権第13戦『フォーラムエイト・ラリージャパン2024』の会場となる豊田スタジアムで開催される。 【写真】ランチア・ストラトスなどマカルーゾ財団のコレクション6台 この車両展示イベントは、日本の自動車文化とラリー文化の振興を目的に、実業家でありながらラリーのコドライバーとしても活躍したジーノ・マカルーゾ氏の親族が設立したマカルーゾ財団とトヨタが共同で行うもの。 同財団のコレクションと日本の往年のラリーカーを一同に展示し、いまでは“クラシックカー”と呼ばれるようになった1960年代から90年代の名車たちが紡いできた歴史と進化を伝え、このスポーツのレガシーを次世代につなぐ企画展だ。 展示会場となる豊田スタジアムのコンコース東エリアには、ミニ・クーパーS、ランチア・ストラトス、アウディ・クワトロなどのマカルーゾ財団のコレクション6台と、トヨタ・セリカGT-FOUR ST185、スバル・インプレッサ555 WRC98など4台の日本車が展示される。 ラリージャパンの終了後、これらの展示車両の一部は富士モータースポーツミュージアムに移され、トヨタ・セリカGT-Tやミツビシ・ランサーエボリューションIIIなど4台の日本車とともに継続展示されることが決まった。展示期間は11月27日から2025年4月8日までとなっている。 ■ラリージャパン2024|The Golden Age of Rally in Japan 展示期間:2024年11月21日(木)~24日(日) 展示場所:豊田スタジアム コンコース東エリア 観覧料:無料 ※豊田スタジアムの入場には、豊田スタジアムSSS観戦チケット又は豊田スタジアム入場券が必要です。 展示車両:マカルーゾ財団のコレクション:6台、日本の往年のラリーカー:4台 フィアット・アバルト(1974) ミニ・クーパーS(1966) ランチア・ストラトス(1976) フィアット131 アバルトGr4(1978) アウディ・クワトロ(1981) ルノーR5ターボ(1981) トヨタ・セリカGT-FOUR ST185(1993) ダイハツ・シャレード・サファリラリーVer.(1993) スバル・インプレッサ555 WRC98(1998) ミツビシ・ランサーエボリューションVI Gr.A(2001) 公式サイト:https://rally-japan.jp/ ■富士モータースポーツミュージアム|THE GOLDEN AGE OF RALLY IN JAPAN 展示期間:2024年11月27日(水)~ 2025年4月8日(火) 展示場所:富士モータースポーツミュージアム内 2F展示エリア 入館料金:富士モータースポーツミュージアムの通常入館料金でご覧になれます 展示車両:マカルーゾ財団のコレクション:6台 フィアット・アバルト(1974) ミニ・クーパーS(1966) ランチア・ストラトス(1976) フィアット131 アバルトGr4(1978) アウディ・クワトロ(1981) ルノーR5ターボ(1981) トヨタ・セリカGT-T TA64(1984) トヨタ・セリカGT-FOUR ST185(1994) ミツビシ・ランサーエボリューションIII(1995) スバル・インプレッサ555(1996) ※期間中、従来より展示している下記4台は展示を取り止め、ご覧になれませんので、予めご了承願います(イソッタフラスキーニ・ティーポ1、ベントレー4 1/2、アルファロメオ6C、チシタリア202C) 公式サイト:https://fuji-motorsports-museum.jp/ [オートスポーツweb 2024年10月29日]