菅氏「沖縄問題できる事は全て行う」 故梶山元官房長官の「遺志継ぐ」
菅義偉(よしひで)官房長官は5日の定例会見で、6日で没後20年となる梶山静六元官房長官について、「梶山先生は衆院初当選の官房長官。政治家としての気構え、政治家として大切にすべきことを教えてくれた」と語った。 【会見ノーカット】菅官房長官が定例会見(2020年6月5日)
また、「(梶山元官房長官は)沖縄の米軍基地負担軽減にも大変熱心に取り組んでおられ、1996年には日米で米軍基地の返還、騒音軽減などを合意したSACO(日米特別行動委員会)の最終報告当時の官房長官だった。常に沖縄に寄り添い、政府としてできることはすべて行うとの思いをお持ちだった」とも述べた。 現在、菅官房長官は沖縄基地負担軽減担当相も兼ねており、「先生のそうした遺志を引き継ぎ、できる事はすべて行う、目に見える形で実現する、その方針で現在引き続き取り組んでいるところだ」とした。