レギュラーシーズン最終週は大谷翔平の400塁打達成とナ・リーグ西地区優勝争い、そして史上最多敗戦数の更新に注目
また、記事では400塁打については、「信じられないことに、ショウヘイ・オオタニはさらなる歴史を作るペースにある」とした上で、「今季、400塁打到達を射程に入れているのだが、2001年にサミー・ソーサ(425)、ルイス・ゴンザレス(419)、バリー・ボンズ(411)、そして、トッド・ヘルトン(402)の4人が達成して以来、起こっていないことなのである」とした。
「月曜を迎えた時点で、オオタニは391塁打で全ての選手をリードしており、406塁打でフィニッシュするペースにある」と伝えている。大谷はチームの地区優勝がかかる中、集中力を上げてゾーンに入っている状態が続いているだけに、この23年ぶりの快挙達成は、十分に現実的と言えそうだ。
この他、記事では現地火曜からドジャースタジアムを舞台にドジャースとパドレスによる3連戦が始まることから、前述したナ・リーグ西地区の優勝争いに加え、混戦となっている両リーグのワイルドカード争い、プレーオフのトップシード争い、ワイルドカードシリーズでのホームアドバンテージ争いをピックアップ。
さらにクリス・セール(ブレーブス)と、タリック・スクーバル(タイガース)による、両リーグでの投手三冠同時達成、エマニュエル・クラセ(ガーディアンズ)のセーブ王(46セーブ)と歴史的な防御率(0.63)、ルイス・アラエスによる史上初の3年連続別チーム(ツインズ→マーリンズ→パドレス)での首位打者獲得の個人記録も1週間の注目ポイントに挙げている。
そして、「2024年のホワイトソックスvs.1962年のメッツ」もこのリストに並んでいる。現在、ホワイトソックスは120敗で、1962年にメッツが記録したMLB史上最多敗戦に並んでおり、この不名誉な記録更新阻止には6連勝が求められているのだ。
J SPORTS 編集部