西武が西口文也ファーム監督に1軍監督要請へ 外部招聘検討も一本化
西武が来季の1軍監督として、現ファーム監督の西口文也氏(51)に就任を要請することが23日、分かった。 【写真】西武・栗山巧の苦悩 「どっちが後悔すんねん」 西口氏は和歌山商高、立正大を経て、1994年秋のドラフト3位で西武に入団した。97年、98年に2年連続で最多勝を獲得し、97年には沢村賞にも輝いた。 21年間西武一筋でプレーし、引退後は西武の1軍投手コーチなどを経て、昨季から2、3軍を統括するファーム監督を務めている。 西武は今季途中、松井稼頭央監督(48)が成績不振で休養することを発表。セ・パ交流戦から渡辺久信ゼネラルマネジャー(59)が監督代行を兼務するも立て直せず、3年ぶりのリーグ最下位が確定した。 球団は外部招聘(しょうへい)も視野に人選を進めていたが、現状の戦力を把握する西口氏に一本化した。
朝日新聞社