競泳・池江璃花子が18歳で発症した急性リンパ性白血病の寛解を報告「移植後5年が経ち、本日完全寛解を迎えました!」
競泳の池江璃花子選手が25日、自身のInstagramで2019年に発症した急性リンパ性白血病の状況を発表しました。 【画像】競泳の池江璃花子が帰国「自分の可能性を信じ続けて、4年後に向けて再始動できたら」ロス五輪へ意欲 池江選手はリオ五輪で日本人選手最多の7種目へ出場し、100mバタフライで5位入賞しました。2019年、当時18歳の池江選手は白血病を発症し、競技から離脱を余儀なくされました。10か月に及んだ入院生活を経て復帰を果たすと、東京五輪では400mリレーなど3種目に出場。パリ五輪では女子100mバタフライなどに出場。女子400mメドレーリレーでは5位入賞を果たしました。 池江選手は「移植後5年が経ち、本日完全寛解を迎えました!」と喜びの報告をしました。寛解とは病気の症状が一時的に軽くなったり、消えたりする状態のことをいいます。 池江選手はコメントと共に闘病中に19歳の誕生日を迎えバースデーケーキを持つ姿と、たくさんの点滴の写真を投稿しました。 ▽池江璃花子選手の 本文全文 移植後5年が経ち、本日完全寛解を迎えました! 退院してからの生活は想像以上に大変で、退院後も別の大きな病気をしたり、精神的にも苦しかった時期もありました。元気な自分でいると病気であったことを忘れる事も多かったです。 今でもとても長い5年間だったなと感じています。そしてそんな5年間の中で2回のオリンピックを経験できたことは非常に嬉しく思います。 競技では、泳げるようになった幸せと、泳げるようになったことで感じる苦しさと、虚しさと、悔しさ。私の中には逃げるという選択肢はないので、これからもそんな自分と闘いながら全力で競技と向き合いたいと思います 家族、先生、看護師さん、どんな時でもそばにいてくれて、いてくれた仲間たち、そしていつも応援してくださる皆様、改めて本当にありがとうございます。