日本ハム・新庄剛志監督

■プロ野球　日本ハム 1－3 楽天　（25日　エスコンF） 2位・日本ハムは楽天に敗れ、2018年以来6年ぶり、新庄監督初のCS進出は明日以降にお預けとなった。 試合は引退試合で先発登板の鍵谷が打者2人を打ち取り、2死から金村が登板。しかしいきなり2人の走者を出すと安田に2号3ランを浴び0－3。打線は3回に郡司の12号ソロで反撃も、相手先発・藤井の好投もあり追いつくことができず。9月2度目の連敗となった。 スタメンは1番ファースト・郡司、2番セカンド・奈良間、3番サード・清宮、4番DH・レイエス、5番レフト・水谷、6番ライト・万波、7番キャッチャー・田宮、8番センター・松本剛、9番ショート・水野のオーダーを組んだ。 先発は今季限りで現役を終える鍵谷陽平が引退試合として先発マウンドに上がった。先頭の小郷を二ゴロに打ち取ると、2番・小深田をショートへのハーフライナーに抑え降板。新庄監督自ら花束を持ち、マウンドに向かうと球場中が大歓声に包まれた。鍵谷に代わりマウンドに上がった金村は、四球と内野安打で2死一、二塁のピンチを招くと、5番・安田にライトスタンドへの2号3ランを浴び0－3と先制を許す。 相手先発・藤井に対し、初回は三者凡退に終わるも、2回は1死から水谷が四球、2死から田宮が左前安打で一、三塁。しかし松本剛は投ゴロに倒れ得点できず。 金村は2回には1死から連打を許すも得点を与えず、3回も四球で走者を出したものの後続を打ち取る粘りの投球。 すると直後の3回裏に1死走者なしから、郡司がレフトスタンドへ12号ソロを放ち1－3と反撃。それでも奈良間は二飛、清宮は空振り三振に凡退。さらに4回は4番・レイエスからも三者凡退に終わる。 続く5回には先頭の田宮が左前安打、初球で盗塁を決めると、松本剛が犠打で1死三塁。しかし水野が浅い右飛、郡司は四球でつなぐも、奈良間が一飛に終わり点差を詰められず。 金村を4回、5回を三者凡退に封じるも、6回に先頭の安田に左前安打、犠打もあり得点圏に走者を背負う。それでも鈴木大を二ゴロ、村林を二飛に抑え反撃を待つ。 6回の攻撃は先頭の清宮が中前安打で出塁も、レイエスが右飛、水谷は左飛、万波は二ゴロと中軸がことごとく凡退。7回は相手2番手・藤平に対し、田宮、松本剛が連続三振など三者凡退。 金村は7回を三者凡退、8回は先頭の辰巳に左前安打を浴びるも、浅村を三ゴロ併殺打、安田を中飛と初回以降スコアボードに0を並べ続ける。金村は7回1/3を110球、7安打、2四球、6奪三振の3失点（自責3）で降板。 8回の攻撃は3番手・鈴木翔に対し、1番からも2つの三振を喫し三者凡退。9回は守護神・則本に対し4番・レイエスからも追いつくことができずゲームセット。