タンス預金が「税務署」にバレる仕組みとは? 自宅に「500万円」ありますが、そこまで高額でなければ、税務署から“お尋ね”は来ないでしょうか?
家に500万円置いているけど大丈夫?
緊急時に備えて自宅に数万円から数十万円程度の現金を保管しておくことは、一般的なことかもしれません。 しかし、これが500万円になるとどうでしょうか。緊急時に自由に使えるお金が500万円あると安心はできるかもしれません。銀行に預けてしまうと取引記録が残り、個人の資産状況がオープンになるかもしれません。 とはいえ、多額の現金を自宅で保管することには、さまざまなリスクが伴います。例えば、盗難や災害による損失、保管場所を忘れてしまうリスクなどが考えられます。また、この現金が相続の対象となる場合、きちんと申告をしないと税務調査で発覚し、追加で課税される可能性があります。 500万円という金額は決して少ないものではありません。現金を自宅で保管することのリスクとメリットを慎重に比較し、総合的に判断することが必要です。
まとめ
タンス預金自体、法律上は問題ないものの、大金を自宅に保管することにはさまざまなリスクが伴います。税務署にバレるかどうかはケースによりますが、節税目的でタンス預金をすることはやめておきましょう。 ある程度の大金を自宅で保管する際は、盗難や災害リスクを考慮し、適切な金融機関に預けることをおすすめします。自分の資産をどう保管するか、慎重に検討してベストな選択をすることが重要です。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部