静岡学園DF岩田琉唯「本大会でもやってやろうという気持ちです」
6月2日、令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)静岡予選の県大会決勝がエコパスタジアムで開催され、藤枝東と対戦した静岡学園が2-1の逆転勝利で2大会連続9回目の全国大会出場を決めた。 【フォトギャラリー】藤枝東 vs 静岡学園 DF4矢澤怜士と共にDFラインを統率し身体を張って藤枝東の攻撃からゴールを守ったDF3岩田琉唯。 新人戦は足の故障で出場できず悔しい思いをするも「新人戦は怪我で出れず悔しい思いをしたが、みんなが優勝してくれて3冠をめざすキッカケを作ってくれた」とポジティブに捉えピッチに戻ってきた。 迎えたインターハイ予選。不運な形で先制を許す展開にも「自分たちのペースでできなくて、守備のところも緩くて流れも良くなかったので…そこで一発決めれば自分たちの流れ持って来れるかなと思い、気持ちで押し込みました」(岩田)川口監督を「あのゴールが大きかった」と唸らせるヘディングで流れを引き戻した。 それでも「ベンチも含めてみんなでひとつになれて勝ちきれてよかった」とあくまでも謙虚な姿勢は崩さない岩田だったが「プレミアでの課題がこの予選を通じて少しずつ改善ができている。本大会でもやってやろうという気持ちです」と最後は熱くその思いを誓った。 (文・写真=西山和広)