1月7日は人日の節句。「年の初めの<七草粥>も60歳を超えたら一工夫がオススメ」和田秀樹流・七草粥レシピをご紹介
「『日々、ためす、楽しむ』。これこそが、若々しさの秘訣です」そう語るのは、著者累計1000万部を超えるベストセラー作家であり、長年高齢者医療の現場に携わる精神科医・和田秀樹先生。そんな和田先生の著書『60歳からはわたしらしく若返る: 一生、元気に美しく年を重ねられる365のヒント』から一部引用・再編集し、「脳・心・体に自信を持ち続けるために取り入れたいこと」を、当連載にてご提案します。今回のテーマは「新・七草粥を作ってみる」です。 【書影】専門医がすすめる、脳と心と体に効く暮らし方。和田秀樹『60歳からはわたしらしく若返る:一生、元気に美しく年を重ねられる365のヒント』 * * * * * * * ◆新・七草粥を作ってみる 1月7日は人日(じんじつ)の節句。 端午の節句や七夕などと同様に、中国から伝わった五節句のひとつです。 年の初めに、芽吹いた新春の野の草を摘み取り、温かいお粥にして食べ、邪気を払うという風習ですが、正月のごちそうで食べ疲れをした胃腸を休めるという効果も期待できることから、今も皆さん率先して七草粥を楽しんでいるのかもしれません。 いつもと同じ七草粥もいいものですが、自由に楽しむ姿勢こそ、若々しさの秘訣です。
◆60歳を超えたらしっかりとタンパク質を! 毎年1月7日は、「新・七草粥の日」として、オリジナルの七草粥を作ってみるのもいいかもしれません。 60歳を超えたら、七草粥もしっかりとタンパク質を強化するのがおすすめです。 たとえば、正月の余りのハムを加えてごま油を垂らして中華粥風にしたり、豆腐と豆乳を加え、ポン酢をかけて湯豆腐スタイルでいただくのも、タンパク質の強化につながります。 ※本稿は、『60歳からはわたしらしく若返る:一生、元気に美しく年を重ねられる365のヒント』(日本文芸社)の一部を再編集したものです。
和田秀樹
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